おかあさん、おとうさん

子父との関係は比較的良好で、息子くんとは1～2か月に1回は会っています。
私が参加できない学校行事にも行ってもらい、
ここ数か月は養育費もきちんと振り込まれ、
一応彼なりに義務も果たしてくれています。
息子にとってはたまにしか会えないお父さんだけど、いいお父さんなのだと思います。

以前学童保育で勤労感謝の日に向けて、家族にありがとうの手紙を書く、というのがあったようで、
そのはがきには「おかあさん、おとうさんへ」と書いてありました。
周囲の子供たちがそう書いていたからか、
学童の先生が知らずにそう書くようにすすめたからなのか、
お父さんは仕事が忙しいからね、と私がしょっちゅう言うからなのか、
その辺はよく分かりませんでしたが、あまり深くは気に留めていませんでした。

でも子父のことが会話に出てくることはたまにあり、
「おとうさんがうちにとまってくれたらいいのになぁ」
「おやすみのひにいっしょにあそびたいなぁ」といった言葉が出てきます。
言葉なら覚えてはいても、視覚として残らないから聞き流して終わりますが
先週私あてに手紙を書いてくれて、
そこにはわたしと子父、その間に「ラブラブ」とハートマークまで…

息子が子父と会うときは基本的に私はいないし、二人で食事した後子父が息子を家まで送ってくれ、
私は玄関でお礼を言って終わりです。
特別仲良くしてるわけでもないし、ふつうに接しているだけなんだけど、
やっぱり両親が仲良くしている姿を見たいものなのか。

せっかく息子が書いてくれた手紙だけど、さすがにそれを壁に飾るのには抵抗があって、
本棚に置きました。
これにどう反応すればいいのか。
３人で食事位ならいいような気もするけど、変に息子に期待を持たせたくもないので、
どこまで息子の願いに応えていいものか…

絵本で赤ちゃんもあなたを選んできたんだ、なんていうのがあるけど、
そりゃあ仲のいいお父さんとお母さんの子に生まれてきたかったよなぁと、ちと思ってしまいます。
私も一緒に家族になれる人をパートナーにしたかったんだけどなぁ。
なんでかなぁ。