ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

癒されてみませんか?          byB・B

2012年02月28日 | 日記
千葉のお友達のブログから、とっても素敵なお話をいただきました。

[グレイハウンド、迷子たちの母親に]

In Warwickshire , England , the police opened a garden shed and found a whimpering, cowering dog. The dog had been locked in the shed and abandoned. It was dirty and malnourished, and had quite clearly been abused.
イギリス、ワーウィックシャーであったお話です。警察がある庭の物置でくんくん鳴いて身をすくませて
いる犬を見つけました。犬は鍵のかかった物置に置き去りにされていたのです。とても汚くて栄養不足の
その犬は明らかに虐待されていたようでした。


In an act of kindness, the police took the dog, which was a female greyhound, to the Nuneaton Warwickshire Wildlife Sanctuary, which is run by a man named Geoff Grewcock, and known as a haven for animals abandoned, orphaned, or otherwise in need.

Geoff and the other sanctuary staff went to work with two aims: to restore the dog to full health, and to win her trust. It took several weeks, but eventually both goals were achieved. They named her Jasmine, and they started to think about finding her an adoptive home.
警察はそのメスのグレイハウンドをNuneaton Warwickshire 野生動物保護施設に連れて行きました。
この施設はGeoff Grewcockさんが経営していて、捨てられたり、親が死んで一人になって
しまったり、その他、いろいろな理由で困っている動物たちの避難所として良く知られている所です。

Geoff Growcockさんと保護施設のスタッフたちは二つの目標を掲げてとりかかりました:
一つはその犬の健康を取り戻すこと。もう一つはその犬の信頼を勝ち取ることでした。
数週間かかりましたが、目標二つとも達成することができました。その犬に
”ジャスミン”という名前をつけ、新しいお家探しを探すことを考え始めました。



Jasmine, however, had other ideas. No one quite remembers how it came about, but Jasmine started welcoming all animal arrivals at the sanctuary. It would not matter if it were a puppy, a fox cub, a rabbit or, any other lost or hurting animal. Jasmine would just peer into the box or cage and, when and where possible, deliver a welcoming lick.
ところが、ジャスミンには他の考えがあったのです。どんなふうに始まったのが誰も覚えていませんが
ジャスミンはこの施設につれてこられる新しい子たちを歓迎するようになったのです。
子犬であれ、キツネの赤ちゃんであれ、ウサギであれ、他のどの迷子や傷ついた動物でも
同じでした。ジャスミンは新しい子が入っている箱やケージの中をのぞきこみ、機会をみつけては
新しい子を歓迎して舐めてあげたのです。


Geoff relates one of the early incidents. "We had two puppies that had been abandoned by a nearby railway line. One was a Lakeland Terrier cross and another was a Jack Russell Doberman cross. They were tiny when they arrived at the centre, and Jasmine approached them and grabbed one by the scruff of the neck in her mouth and put him on the settee. Then she fetched the other one and sat down with them, cuddling them."

"But she is like that with all of our animals, even the rabbits. She takes all the stress out of them, and it helps them to not only feel close to her, but to settle into their new surroundings. She has done the same with the fox and badger cubs, she licks the rabbits and guinea pigs, and even lets the birds perch on the bridge of her nose."
Geoff Grewcock さんによると、
”近くの線路沿いに2匹の子犬が捨てられていました。
一匹はレイクランド・テリアの雑種、もう一匹はジャック・ラッセルと
ドーベルマンの雑種でした。ニ匹ともとても小さかったのですが、ジャスミンは
近よると、一匹の首筋をくわえ長椅子につれていきました。2匹めも同じようにし、
それから2匹を包み込むようにしました。

ジャスミンは他の動物に対しても同じように振舞います。ウサギに対しても
同じです。みんなのストレスを全てとりはずし、新しい環境に慣れるように
してあげるのです。キツネやアナグマの赤ちゃんの時もそうでしたし、
ウサギやモルモットも舐めてあげますし、自分の鼻に鳥が止まっても平気です。



Jasmine, the timid, abused, deserted waif, became the animal sanctuary's resident surrogate mother, a role for which she might have been born. The list of orphaned and abandoned youngsters she has cared for comprises five fox cubs, four badger cubs, fifteen chicks, eight guinea pigs, two straypuppies and fifteen rabbits - and one roe deer fawn. Tiny Bramble, eleven weeks old, was found semi-conscious in a field. Upon arrival at the sanctuary, Jasmine cuddled up to her to keep her warm, and then went into the full foster-mum role. Jasmine the greyhound showers Bramble the roe deer with affection, and makes sure nothing is matted.
ジャスミンは臆病で、虐待され、置き去りにされ、ひょろひょろになっていましたが、
この動物保護施設の専属代理母となったのです。この役割のため生まれてきたと
思われるほどぴったりな代理母なのです。今までに面倒をみた孤児たちは:
キツネの赤ちゃん5匹、アナグマの赤ちゃん4匹、雛15羽、モルモット8匹、
子犬2匹、ウサギ15匹、そして小鹿1頭です。タイニ―・ブランブル(ちっこいイバラ)と
名づけられたその小鹿は11週齢でしたが、野原で意識もうろうとなっていました。
この子が到着するとすぐ、ジャスミンはあったかく包み込み、さっそく代理母の役割を
始めました。グレイハウンドのジャスミンが小鹿のブランブルに愛情をおしみなく与え、
面倒をみているのです。


"They are inseparable," says Geoff. "Bramble walks between her legs, and they keep kissing each other. They walk together round the sanctuary. It's a real treat to see them."
Geoffさんによると、
”二人はいつもいっしょで、離すことができないのです。ブランブルはジャスミンの足の間を歩き、
二人はいつもキスしています。この保護施設をいつもいっしょに歩いています”


Jasmine will continue to care for Bramble until she is old enough to be returned to woodland life. When that happens, Jasmine will not be lonely. She will be too busy showering love and affection on the next orphan or victim of abuse.

ブランブルを野生の世界にもどすことができるまで、ジャスミンはブランブルのお世話をする
でしょうが、その時がきても、ジャスミンは淋しくないと思います。だってまた新しい孤児や
虐待された子が加わってジャスミンは大忙しで愛情を注いでいるでしょうから。





Pictured from the left are: "Toby", a stray Lakeland dog; "Bramble", orphaned roe deer; "Buster", a stray Jack Russell; a dumped rabbit; "Sky", an injured barn owl; and "Jasmine", with a mother's heart doing best what a caring mother would do...and such is the order for God's creation.

写真、左から: 迷い犬のトビ―、一人ぽっちになっていた小鹿のブランブル、迷い犬のジャック・ラッセルのバスター、捨てられていたウサギ、怪我をしていたフクロウのスカイ、そして母親の心をもち、愛情深い母親がするであろうことを一生懸命しているジャスミン。




Feel free to pass this story on and maybe make someone else's day a little happier


yunさん、素敵なお話を紹介してくださってありがとうございます!

私の理想形です。

あとここに、野良ヤギと野良馬がいれば完璧!!
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8 コメント

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Unknown (tatunoko♀)
2012-02-29 22:07:43
ジャスミンとブランブル、めちゃくちゃかわいいです!集合写真では、フクロウまで落ち着いて写ってるし。実家では、イタリアングレーハウンドを飼っていますが、やんちゃ坊主でジャスミンと大違いです。いいお話を聞かせてもらいました
返信する
Unknown (kazu)
2012-02-29 23:15:53
癒されましたーー!!
なんて素敵なんでしょう。バンビとジャスミンの写真の素晴らしいこと!!
最後の集合写真もすごいです。
うちではあり得ない。
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Unknown (yun)
2012-03-01 09:51:51
確かに姉さんのところでは普通にありえそうな話ですが、いくらなんでも野良ヤギに野良馬はねぇ~・・・居る? (^_^)
ちなみに我が家のレスキュー犬ウルフは保護した子猫を会わせると「パクッ」とします(笑)
返信する
Unknown (B・B)
2012-03-01 16:07:32
tatuno子さん。
kazuさん。
yunさん。

めちゃめちゃ かわゆいですよねーーー。
ジャスミンのあの慈愛に満ちた目!
集合写真、ジャスミンはともかくほかの2匹のワンコたちにもウサギやバンビ、ふくろうまで
なついてるってことでしょ?
あー羨ましい。

我が家ではジジがまず大騒ぎしてハクは信用できなくてシータは猫の首をやっぱり「パクッ」
とします。
それでも生きていたので、お母さんしてたのかしら。
鳥やうさぎで実験するにはちょっと怖いですが。
返信する
ジャスミンちゃん♡ (ラジビタはな)
2012-03-05 11:10:55
B・Bさん、こんにちは。

愛すること、大切にすること、ジャスミンちゃんの慈しみの心は大した物ですね。すばらしい!
保護施設での愛情がそのまま、ジャスミンちゃんにも伝わったのでしょうね(^。^)
まるでB・B様のご夫婦のようですね。

心あたたまるいいお話をありがとうございました。
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愛すること (B・B)
2012-03-05 16:40:50
ラジビタはな様、今日は。
信じられないような素敵なお話ですね。
慈しむ、なんて良い言葉でしょう。本当にジャスミンちゃんの目は慈愛に満ちてますね。
私達のようだなんて、嬉しいお言葉です。
照れるけど嬉しいコメントありがとうございました。
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はじめまして (パイン)
2015-09-20 16:55:46
こんにちわ。
僕は田舎で暮らしたい(半分位)から読み始め
途中で我慢できず ゼロから始めたを最初から読み
いまは二回目読んでいる UncleBeeさんと B.Bさんのファンになってしまった パインといいます。
よろしくお願いいたします。

こちらのジャスミンちゃんのお話 FBで勝手にシェアさせていただきました。本当に慈愛溢れる優しいジャスミンちゃんの姿 お目目に癒されてます。
ありがとうございます。
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パインさんへ (B・B)
2015-09-23 23:41:32
こんばんは。
数日間家を空けていまして、1週間ぶりにパソコンを開いたら嬉しいコメント。
初めまして。こちらこそ宜しくお願いいたします。
そしてファンになって頂き有難うございます。
色紙を送って頂ければ何枚でもサインいたしますよ。

こちらのブログはどうぞなんでもお好きに使って下さい。
私も友人の写真も記事も勝手にパクっていますから。

これからも宜しくお願いいたします。
返信する

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