時はたんたんと日を刻み

ただただ何となく蕎麦を食べに出かけた

誘われるままに

そこは宮城県七ケ宿と山形県米沢市の県境

行きたかった『がんこ蕎麦』へ

しかし一抹の不安もあったが何しろ行った

読み違えた天候は予想外にも雪は多く

道を間違えた俺は圧雪と新雪の雪の山道に入り込んだ

感で方角を確かめ進むが一向に先が読めないなか

『キツネ村』の案内が

そこまで出れば見通しもつく

すれ違う車も殆どなく・・・

外気温は氷点下６度を示していた

やっとの思いでいつもの道に出た俺はほっと胸をなでおろす

　　　　　　


たどり着いた蕎麦屋は雪の為に閉店してたのは想定内だった

確か七ヶ宿町役場の近所に新しい蕎麦屋が出来たのを聞いていた

そこへ行くことに予定を変え向かった先は『そば茶房牧之原』

　　　　　　　


薪ストーブが焚き火の香りを思い出させる


　　　　　　　　　　


このあたりではそぐわない雰囲気のお店で女性客には好かれるお店の様な気がする

上品な蕎麦で田舎そば好みの俺には何となく物足りなかったが・・・

今日も何となく時は過ぎ去った