お母さん俺を生んでくれてありがとう

毎年俺の誕生日にはお母さんに電話で〖お母さん生んでくれてありがとう〗と言っていた

約２０数年前だろうか、始めてその事を電話した時お袋は電話口で泣いていた

それから亡くなるまで続いた

３日の手術日に手術が終わり部屋まで看護士さんに連れて行かれた際

俺の両手を引いて部屋まで注意深く介助してくれた時

俺が小学校に入学して検診で（濾胞性結膜炎？字が不正確かも）と診断され近所の眼医者に通った

何度かの通院後簡単な手術をして両目に眼帯をされたのだ

お袋は俺をおんぶして家まで帰った

三本松交番の前を通りお袋が〖今三本松交番の前だよ〗近所には友人もいる

俺は照れ臭いのとお袋の背中の温もりを感じながら家に戻った

それがお袋におんぶされた最後だった

看護士さんに両手を添えられ連れて行かれる時ふと、お袋におんぶされた時を思い出した

そりゃね・・・色々俺はあったよ

楽しい事や辛い事、ましてや波乱万丈に生きてきたのはある意味奇跡だった

今日の誕生日にお袋に謝り親父に謝り両親に感謝してから眼医者に診察に行って来ました

この誕生日に生んでくれてありがとう・・言える人もなく

仏前にむかって感謝を伝えました


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

でもここで皆様が祝ってくれた

ありがとうございます

まだもう少し眼を安静にしているようにと注意されました

記事をアップするだけにしておきます

コメントを頂いた皆様ありがとうございます

訪問して頂いて有難うございます

皆様の所へもいっておりません、ごめんなさい

もう少しだけ失礼させて頂きます


皆様にとっても佳き日々でありますよう願っています


ありがとうございました