昨日の夜勤明けで、
急遽島に帰った王子。
親類の不幸がありまして。
↑これも愚痴るとかなり長くなるので割愛しますが、
通夜・葬式に間に合わないなら、無理して帰らなくてもどうせ27日に帰るんだから、その時にお線香あげればいいんじゃない?
って感じで、
あたしのスピーチ結婚式の前日のことでして、
全く自分の準備してないところへきて、
王子の喪服の準備、
香典、
船の切符、
いくら包むか…
などなど。
あたしゃ半切れ
(まぁ、不幸があったことは王子のせいではないのだけど、王子の世間知らずというかな?
暗黙のルールとか、
そーゆーの知らないで偉そうに主張するところがもう堪らなく嫌だ。
あぁ、うちって冠婚葬祭で必ずモメるよなぁ~。
自分の結婚式の準備の時もそうだったっけな
)
行くのか行かないのか
仕事どうするか
とかグズグズやってるから
『あたし、
自分の明日の準備したいから
』
って言い放ち、
ピシャリと襖を閉めて自室に篭り、
スピーチの練習したり
爪を綺麗にしたり
準備しちゃったもんねー。
んで、さっきね
珍しく島に居る王子から電話来たわけですよ。
※うちはね~
片方が帰省したら、
基本、連絡取りません
不幸のあった親戚の家で飲んでたようで、結構な酔いっぷりだったから、
あたしゃ面倒臭いから
『なに
?何か用事?
』『明日の何時の船よ?
』
とオッサンみたいないつもの低い声で話してたら、
『お前の憧れのM樹くんがいるから代わってやる
』と・・・・・
(T▽T)
そうなんです…
あたしが高校一年の時に憧れていた三年生のY田M樹さんは、王子の親戚なんです。
(笑)
M樹さんも帰ってきてたようで、
一緒に飲んでたらしい。
『M樹くんに代わってやる
』
『M樹くーん、うちの嫁さん!
M樹くんのファンだったから~
』
って、
M樹さんに代わられ…
とりあえず
『私、高校一年生のとき
M樹さんのファンでしたっっっ
』
って告白しときました
…旦那の電話で(T▽T)
『えー!そうだったんだ?
ありがとう。
全然知らなかったよー』
って言ってくれました
(笑)
そりゃそうだろ。
あたしという人間も知らなかったわけだしな
極秘ルートで入手したM樹さんの写真を切り抜いて、筆箱に入れてたら、
先生に見られて笑われた話をしておきました
『そうなの~?
』
って笑ってた。
『なんか王子変わったねー?
びっくりしちゃった。
結構酔っ払ってるよー。』
って言ってたので
『酔うとしつこいから
早く寝かした方がいいですよ
』
とアドバイスしておきましたが…
話し方が優しくて
素敵だな~
と思っていたら王子に代わられ、
ついさっきまで
かわいい声を出していたあたしは、
一瞬にしてオッサン声に戻り、
『船は明日夕方ね?
M樹さんに迷惑かけないように早く寝ろよ
あんたと喋ってるとM樹さんの余韻が消えちゃうから、じゃあね
』
って一方的に切っちゃいました(T▽T)
なんか、
王子が
『M樹くん、変わらずイイ男だぞ~。佐野元春みたい。』
と言ったんだけど…
さ…
さ…
佐野元春
それはどうなのよ
あれから25年経って、
M樹さんも42~3歳…。
さ…
佐野元春なの
見てみたいような、
あのままの美しいM樹さんのままの思い出を抱いていたいような…
複雑な気持ちです
今後、
冠婚葬祭で会うこともあるだろう…。
周りの笑い声が聞こえたから、
とりあえずイイネタにされていたんだろう(笑)
実は、
王子から電話来た時
お風呂に入っていて素っ裸だったのです…。
素っ裸で
M樹さんに
『ファンでしたっっ
』
って告白したのりまき39歳。
15歳のあたし…
まさか25年後に
M樹さんに夫の携帯で素っ裸で告白するなんて思ってなかったよな…。