前回の記事でも書いたとおり、最近は替刃の選び方をそれほど細かくチェックしていない。
シャープ、マイルド、低級品、そのくらいだろうか。
使い始めから肌がヒリヒリするような酷い切れ味のモノがたまにあるのでそれを低級品としている。
私の中ではWilkinson Sword Saloonpackがそうだった。未だにこれだけはうまくいかない。不良在庫になっている。
Voslhoodは記事にしているので一言でいうと、シャープ&スムース。テフロン加工の機能だと思うが、非常になめらかに剃れる。「とても滑らか」がこの替刃の真骨頂だろう。評判の良い替刃のようだ。
五時の影で常時扱っているのでここが最も入手が簡単だろうし比較的安価。
DORCO ST-301
3年位前、ダイソーのプラスチック製両刃ホルダと一緒に購入。
同等品がConnaught Shavingで買うと250円程する。日本限定で実はかなりお買い得な製品。
ホルダーはとっくに処分してしまったが、替刃の存在を忘れて整理中に発見。試しに使用してみた。
これが案外悪くないので意外だった。前回はプラスチックホルダーで使用したと思うのだが特に記憶には残っていない。特徴を感じなかったのだろう。
今回はGilletteSuperSpeedで使用、私の定番品だ。
今度はその特徴がはっきり判った。これはASTRA Superior Platinumと同系統の切れ味だ。
マイルド寄りのシャープ系、剃り後に不快感は無く、品質は良いと感じる。
寿命も特に短いと感じなかった。最近は5日ほど剃ると交換しているが余力は残っていた。
ダイソーだと10枚入りで110円。そして最も入手性の良いカテゴリの製品だろう。
そう考えるともっと人気が出ても良いと思うが、あまり名前を聞かない。Gillette7o'click(Yellow)とVoslhoodの在庫がかなりあるので当分は買い貯めの必要がないが、それが無ければスタメンに加えても良い感触だった。
パッケージは色も素っ気も無いのが残念。それが不人気の原因なのかも知れない。使用済みの替刃が収納できるケースに入っているので実用性では優秀。そしてこの価格。
Astra Superior Platinumを買うならこっちでいいと思った。
Rapira Swedish Supersteel
五時の影でホルダーを購入した折におまけとして頂いたもの。5枚入り90円で販売されている。
切れ味的にはVoskhodと同レベルか少し上という感じがする。滑らかさではVoskhodが優れている。
だからと言って性能が劣るとは思えないが五時の影では同じ価格で売られているのでVoskhodが上がるのか。
Voskhodの弱点はテフロンコーティングの寿命にあると思う。下ろしたての滑らかさがいつまでも続くことは無い。替刃を使用した後、刃をホルダから取り外し、きちんと乾燥させても3日くらいでテフロン効果はそれほど感じなくなる。比べてこちらはRapiraはスウェーデンのSandvik社のSupersteel で作られており寿命が長い。個人的には7~10日は使える感覚だった。特別高価な替刃でも無いが人気がある替刃とも言えないのでセール品になってたりeBayで安かったりする時は買っておいて損はしないだろう。
今回挙げた替刃はどれも優秀でいずれもスタメン使用に耐えられる製品だった。
敢えて比較すると
1.Voskhod 2.DORCO 3.Rapira だろうか、本当に「敢えて」だが。
考慮に入れなければならないのはシェービングソープのクッション性とのバランスがあるということ。
「滑らか」さで勝っているVoskhodだが絶対優秀と言うわけでもないと言うことだ。私はソープ選びの基準でクッション性に重きを置いているのでVoskhodの滑らかさはそれほど重要ではない。ソープで滑らかさを解決しているからだ。
それを配慮するとDORCOが最も良かったということになる。価格と入手性が優秀だからだ。
ご自身のソープやプレシェーブの段取りも考慮されることをオススメしたい。
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