数日前の話になりまするが、菊池寛実記念 智美術館「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」を観たのでございます。
https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/
(一部を除き写真撮影可)
前衛陶芸家集団として戦後日本の陶芸を牽引した走泥社の活動を検証する展覧会。
会期中展示替えがあり、前期は第1章と2章(走泥社結成から「オブジェ焼」の誕生とその展開)、後期は第3章なのじゃが、迂闊にも前期は観逃して、後期の展示でございます。
【第3章:「現代国際陶芸展」以降の走泥社】
1964年から1970年代。
草創期からのメンバーと次世代の若手作家とが併存し、多様な造形表現が為されるようになった充実期の作品が紹介されておりまする。
後期は34名の作家の作品約60点(+前期展示の3点)の展示。
後期も一部展示替えがございます。
会場はこんな感じ。
様々な作品がございますが、15名だけ1点ずつ、リスト順に載せまする。
★八木一夫《頁1》1971
★山田光《1の周辺》1976
★鈴木治《馬》1972(展示は7月28日まで)
★熊倉順吉《風人'67》1967
★田辺彩子《作品》1973頃(展示は7月28日まで)
★林康夫《ホットケーキ》1971
★川上力三《偽証》1966
★林秀行《三つの形》1970
★笹山忠保《アンタイトル2》《アンタイトル3》《アンタイトル》1968
★三輪龍作《愛の為に》1967
★宮永理吉《格子A》1970
★里中英人《シリーズ:公害アレルギーⅠ-Ⅵ》1971
写真がちと遠いゆえ、左の3点のアップも載せておきまする。
★緑川宏樹《くすぶる》1975
★ピーター・ヴォーコス《陶彫》1963
★ルーシー・リー《大鉢》1963
前期展示作品も3点展示されておりまする。
★八木一夫《ザムザ氏の散歩》1954
★鈴木治《ロンド》1950
★山田光《作品》1957
前期を観逃したのは悔やまれまするが、走泥社についても色々知る事ができ、興味深うござりました。
会期は9月1日まで。
★おまけ話
抹茶モンブランアイス食べたぞよ。
美味しいけど抹茶味じゃから、おかわりは無用じゃw