小さな頃、名作は退屈で
主にサブカルといわれるもの(ティーンズノベル・ライトノベル・漫画)
を友達と読んでいました。
あとは話題の日本作家のもの。
楽しんで読んだ名作は星新一くらいしか思い出せません。
ただ、どんなものでも読書を続けると、作品の中にたまに名作の存在が記述されます。
そこを興味の発端に、最近は名作に手を出しています。
挑戦といった心持で、まだ純粋に楽しめる域ではないのですが。
いまはメルヴィルの「白鯨」。
前に一回手を出して、読みやめて、また最近違う本を手に取りました。
今回は田中西二郎の訳のものです。
この訳はイメージがしやすい。読みやすいです。
いまは冒頭の箇所、
主人公のイシュメールが宿で銛打ちと相部屋になると説明をうけるところ。
書いてある内容と構成は同じでも、使う言葉がちがうと読みやすさが変わってくる。
小さな発見でした。
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