午前中、世羅の道の駅へ、車の助手席に乗りドライブ。
シルバーウィーク最終日だけあって、車の波ができていた。
夏の終わりだから、沢山人がいても涼しいのでリラックスできた。
加えて道の駅から見える遠くの山の緑と田んぼ。風にあたりながら見ると、心の重荷が自然と取れる。
世羅の気温は24度。
ガラスと茶色の壁の建物へ入ると、世羅について、コンシェルジュがおり、世羅をアピールするスペースがある。
奥に進むと、世羅自慢の特産品が真ん中にズラリと陳列されていた。
カフェメニューを注文する受付もあり、そこにあったクレミアソフトを頼む。
クレミアソフト。
濃厚なアイスクリームと、コーンがラングドシャ。
ざくざくした食感のラングドシャコーン。
これは大発明!スイーツの発明王。
味と食感のこだわりが遺憾なく発揮された美味しさでした。値段も500円のプレミア感。こだわり料として納得。
ぜひ1回は味わっていただきたい逸品です。三原の道の駅でも売っているそう。
あとは世羅の人が作ったお弁当を買い、牛串を買い、お昼にした。
そこから30分ほどのドライブで、世羅ワイナリーへ。
一目で見渡せるような芝生の広場を、ぐるりと白い建物が囲っている構造。
入り口右手にショップがあった。中で樽に入った3種類の世羅ワインが試飲できる。
Sera Fluer マスカット・ベーリーA...
渋味のある赤ワイン。細かい違いは分からない。
Sera Fluer ハニービーナス…
軽い口当たりの白ワイン。あまりアルコールを感じさせない。ワイン初心者も飲みやすい。
ル・ブーケ赤(甘口)ーせらの花束ー…
口に含むと、華やかな味。パーティーに持っていきたい。
工場はガラス越しに一直線に見学できる。隅に掲示されている説明ポスターが綺麗で見やすい。
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世羅町からの帰路、動物園の前を通ると、若いカップルが道端の縁に腰掛けて話し込んでいた。
本当に若い。私服だが、中学生だろう。背の高いショートカットの女の子がはち切れんばかりの笑顔で楽しそうに話をしている。彼女の顔を覗き込むように見入って聞く、坊主頭の男の子。文字通り彼女しか見えてないだろう。
60kmの速度で通り過ぎたが、2人のワンショットが心に焼き付く。
どんな関係で、2人にとって今日はどんな1日だったんだろう。
ピンクやオレンジのコスモスが点在する、穏やかな田舎の風景を助手席から眺め、ル・ブーケの味を思い出し、その酔いが眠気を誘い、午後のまどろみをゆっくりと味わう。
*まとめ
クレミアソフト
https://www.nissei-com.co.jp/cremia/
道の駅世羅
http://seranan.jp/road-side-station/
せらワイナリー
http://www.serawinery.jp