今夜は三日月です。
新月から数えて三日目の夜。
部屋の中から月は見えませんが、
絵に描いたような形の月として、きっと夜空のどこかにあるでしょう。
別名を初月(ういづき)、若月ともいうそうです。
新月から日が経って初めて見える月、ということからその別名があるそう。
調べてみると、繊月、上弦、十日夜、十三夜・・・色々な名前がありますね。
イヌイットの言葉には「氷」を指す言葉が十数種類もあるように、
その言語を使う文化が何に注目していたかは、
その物を指し示す言葉がどれだけ沢山あるかということで分かります。
日本人は月見の文化からも明らかなように、昔から月を愛でる民族ですね。
月の他にも、色や雨の名前に日本らしい繊細さと思考の奥深さを感じます。
興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
以上、三日月の夜に滔々と考えたことでした。