帆立貝の道しるべです。道路に真鋳で埋め込まれ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ続く道を示している。12世紀には巡礼路も整備されたそうだから、何人の巡礼者がここを通りぬけって行った事か…感慨深いものがある。
ご本尊、聖ヤコブ様です。訪れた人は聖ヤコブ像を後ろから抱きしめ黄金のマントに口づけをするこれが慣わしだそうです。私もこれからの苦難を軽くして下さるように祈った。(クリスチャンではないけれど…)安らぎのひと時だった。
聖ヤコブはスペイン語でサンティアゴ、英語でセント・ジェームス、フランス語でサン・ジャック、そう帆立貝なのだそうです。だから、マントには大きな帆立貝がついている。
聖ヤコブはスペイン語でサンティアゴ、英語でセント・ジェームス、フランス語でサン・ジャック、そう帆立貝なのだそうです。だから、マントには大きな帆立貝がついている。
カテドラルの内部。有名なボタフメイロ(香炉)は、長旅を続けて来た巡礼者の体臭を消すためで、ミサの時ロープで吊り教会に香りが行き渡るように揺らす、それは荘厳で迫力があるそうです。今は特別な時にしか使わず博物館にあるらしい。小さなボタフメイロが見えた。数人の信者のために5人の司祭が祈りを奉げていた。
ポルトガルへ寄り道をし、いよいよ今回の旅行の最大目的地、世界三大聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラです。数年前、フランス映画「サンジャックへの道」を観て、何時の日か訪ねてみたいと強く思ったのです。いろいろな問題を抱えた数人がツアーにのりピレネー山脈を越えサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼の旅に出る。道中、それぞれがお互いに癒され、抱えていた問題解決の糸口を見つけて行く、と言う話。とても胸に響いた。
そのサンティアゴ・デ・コンポステーラ!ラテン語で”星の野原”と言う意味だそう。この遠景をみて巡礼者は歓喜したのでしょう。キリスト12使徒の一人、ヤコブ様が祭られている。
そのサンティアゴ・デ・コンポステーラ!ラテン語で”星の野原”と言う意味だそう。この遠景をみて巡礼者は歓喜したのでしょう。キリスト12使徒の一人、ヤコブ様が祭られている。