Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

”百合子、ダスヴィダーニヤ”

2011-11-27 22:05:00 | 日記

ロシア文学者の湯浅芳子と作家宮本百合子の同性愛の話です。大正から昭和にかけて、女性として進んだ考えを持って行動していた二人の濃密な愛に焦点を絞り、中條(宮本)百合子が夫と湯浅芳子との二つの愛にゆれる心情が良く描かれていて面白かった。夫を演じた大杉蓮がうまくて滑稽で笑ってしまう事度々。監督の浜野佐知は静岡市出身、撮影はすべて県内でしたらしい。掛川の加茂荘庄屋屋敷や熱海の起雲閣が出てきます。大正ロマンの香りいっぱいの中でちょっと変わった本当にあった話…です。