Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

”平和の申し子たちへ泣きながら抵抗を始めよう” なかにし礼

2015-11-02 15:12:17 | 日記
”私たちはいかに戦争と平和を語りつぐか”というN大Yゼミナールの発表の中で学生が朗読した、なかにし礼の詩は私の心を振るわせた。詩の最後、
”君の命より大切なものはない。生き抜かなければならない。死んではならない…が殺してもならない。 だからこそ今!もっともか弱きものとて、 産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう。泣きながら抵抗をしつづけつのだ、泣くことを一生やめてはならない”
…私は涙が出た。  広島出身の若いシンガー・ソング・ライーター、スマユウコさんも戦争を語り継ぐために歌っています。

N大”富桜祭 ”アーサー・ビナード”

2015-11-02 11:35:07 | 日記
アーサー・ビナードの”戦後70年、私たちはいかに戦争と平和を語りつぐか”の講演を聴いた。詩人である彼らしく日本語を自由自在に操って言葉のあやで皆を笑わせて、難しい問題を楽しく勉強した思いです。前回の彼の講演で広島と長崎の原爆の違い(ウランとプルトニウムの)を初めて知った。広島が人類史上初めての原爆投下と言うけれど…アーサーの生まれる少し前1945年7月16日にニューメキシコでプルトニウム239を使って実験が行われたそうで、それは”Trinity”と呼ばれた。キリスト教の三位一体です。日本の高速増殖炉を”もんじゅ”(文殊)と言うでしょ、笑わせますね?
日本への原爆投下の意味は戦争の早期終結と言われているが全くの偽りで、トゥルーマンやバーンズ等の政策の正当化…これが一番の意味だとアメリカ人の彼が話しています。講演の始まる前N大のY先生とカメラに快く応じてくださった。




製本教室発表会

2015-11-02 10:51:12 | 日記
今年も発表会を開きました。熱海市立図書館開館70周年の年だそうで、私たちも今まで製作した全てを展示しました。熱海市はご存知の通り多くの文人墨客が滞在した歴史がある。特に坪内逍遥は”双柿舎”と言う別荘に長く滞在し、たくさんの蔵書を図書館に寄付したそうです。
さて、私のコーナー、右手上に並んでいる角背本はブログを製本したものと旅行記をまとめた物です。背にタイトルを書けば良いのに難しくてパスしました。印刷から麻糸を切れ目に挟み、見返し、花布、しおり、かんれい紗、クーターと全て本格的な手作り製本です。左上は一枚の写真を手作り写真帳に収めました。遺影と言って皆さんに見て頂いた。特に興味のある方は熱心に質問してくださる、嬉しいですね。