Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

一冊読み切る読書術 齋藤 孝(ダイヤモンド社)

2019-02-24 15:36:26 | 読書
齋藤先生は当地の出身でテレビで伺う雰囲気は知的で穏かで好きです。いつか著書を読んでみたいと思っていて、図書館の新刊コーナーにあったので…。学生に向けて書いているようですが、簡潔明瞭テレビでのコメントを聞いているようです。よく授業では”罪と罰”のクライマックスを声を出して読んでみると学生は”オオッ!”と感動の声を上げるそうです。本は心理描写が手に取るように良く解る、これはテレビや映画では得られない。またよく私もするが”おわりに”から読んでみる。すると本の内容が大体つかめる。またリズムの合わない翻訳家がよくいます。だから好きなリズムの翻訳家の本を選びなさい…と。これはいつも思っていたが翻訳者自身は解っていても読者には解りにくい表現をする先生がいるのです(生意気かも知れないが翻訳者も文学者たれ!)良い本なのに何とかならないかと途中挫折する事もある。本の内容は3割覚えていればいいそうです。安心して乱読を続けます。