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娘たちが小さい頃何冊も買って与えた懐かしい絵本の原画展を当地のプライベート美術館で観てきました。”Curious George"日本では”ひとまねこざる”で親しまれていますね。作者のハンス・レイはユダヤ人でドイツ生まれ、パリに住んでいたがナチス・ドイツの侵攻を逃れパリからアメリカへ渡り活躍しました。200点余りの絵本原画や絵本製作にまつわる資料が展示されている。原画の落ち着いた美しい色彩は色鉛筆や水彩の筆跡が見られ、又スケッチなど躍動感に溢れ彼の息吹が伝わり胸に込み上げるものがあった。…と言うのも娘たちの幼い時を思い出し私自身の来し方に感傷的になったのかも知れません。