Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

アーサー・ウェイリー版 源氏物語 1 毬矢まりえ 森山恵訳(左右社)

2018-03-09 22:27:27 | 日記
700ページにも及ぶ俳人詩人の姉妹が訳し戻したA・ウェイリーの源氏物語。表紙が凄いでしょう?とにかく易しい言葉で面白可笑しく英語のカタカナ表記も加えて明るい軽いタッチの源氏物語だった。100年前ウェイリーは日本語を学んで世界に源氏物語を発信したと言うのですから、この程度に解釈できたら立派だと思う。更衣をワードロープのレディ、須磨はエグザイル・アット・スマ、萩の花をライラック、お琴がシターン、琵琶をリュート、数珠をロザリオと言うように仏教用語にはキリスト教用語を与えているが中世ヨーロッパのカトリックの独特な雰囲気がよくマッチしていると…。末摘花がサフラン、青海波はブルーウエーブ・ダンスなどと訳し戻しのキー・ポイントは訳し戻し者はしっかり押えてある。シャイニング・プリンス光源氏は眩く光り輝いて気品と洗練の極みで誰もが感動していたと言う事や女性の噂を耳にすればあちこちとよくもまめに出かけたものだ…と改めて思いつつも可笑しくて肩のはらない700頁。ドナルド・キーンさんはこのウェイリーの源氏物語に出会った事が日本文化に興味を持ったきっかけだそうです。

映画”カサブランカ”

2018-03-06 09:13:29 | 日記
何回観ても感激する”カサブランカ”。ハンフリー・ボガートは渋くて格好良いしイングリット・バーグマンは知的で美しく、白黒の画面がなお一層引き立てて感動ものです。最もカサブランカへは2014年に旅行したので尚の事思い入れはある。嘗ての恋人をそのパートナーと共にアメリカへ亡命させる。「これは真実のためだ」「この三人の事は大した問題じゃあない。君もいつか解るだろう」ハンフリー・ボガートの最後の言葉がいつ観ても格好良くて胸にしみる。

ポテト・ニョッキ

2018-03-05 17:34:36 | お料理
Made in Italyの生ポテト・ニョッキが手に入った。早速トマト・ソースを作りランチとなりました。ランチですからワインは?…と思ったけれど外は雨嵐、出かける用事もないのでちょっぴりね。う~んやっぱり美味しいッ!。旅行中ならお昼だってワインは当たり前だわね。

ばい貝

2018-03-04 10:40:04 | 日記
子どもの頃、駄菓子屋で”イルカの唐揚げ”やこの”ばい貝”が茹でて売られていた。母からは”ばい貝”は死んだ人に付いて育った貝だから買ってはいけないと言われていました。長女が大学時代富山で美味しい大きなばい貝を食べて昔を思い出し娘と夫と三人で楽しかった。今日、隣街の市場で見つけ飛び付いた。本来は幼児の拳ぐらいなのですがこれは少々小さすぎる。案の定まだ育っていないらしく貝らしいシコシコさがなくぷりぷりした感じ、残念でした~。でも母は何故あんな事を言ったのかしら?

梅満開

2018-03-03 17:40:33 | 日記
我が裏庭の空き地の梅の花が満開となりました。色々な鳥が飛んできて蜜を吸っています。しかし家猫を放すのでその餌食になる鳥もいて可哀相な場面に先日出くわした。我が家のつつじの陰に潜んでいて狙う。お隣にこぼしたら「猫の習性だからしょうがない」とあっさり言われて悲しくてショックです。生活が精一杯の人の考え方と悟りました。がしかし自然淘汰を知っている偉い人かな。

板海苔

2018-03-01 16:52:31 | 日記
今朝のNHK”あさいち”は熱海です。熱海湾の岩場で”板海苔”が採れていると紹介していた。幅のひろい海苔で昔はたくさん採れていたが、今は貴重な物となっているそうです。製本教室の仲間が、今日まさにその板海苔を持ってきてくださり頂いて来ました。火にあぶってあるのでこのまま揉んで削り鰤を入れお醤油少々…をご飯にかけて頂く。磯の香りがしてとにかく天然で美味しい。田舎はいいなあ~。”あさいち”では特産の金目鯛より高価と言っています。