展示物の中に「六郷の渡し舟」があり、説明に馬や牛を運ぶための「馬舟」だと書いてありました。人を乗せる舟はもう少
し長く「歩行舟」と呼ばれていました。渡し賃は大人が5厘、牛馬8厘、人力車7厘。現在は京急で川崎・六郷間130円。
田中本陣
本陣の主人は田中休愚、建物は約230坪、主に大名、公家、旗本などが宿泊する施設でした。模型を見ても玄関や、門構
えが立派な建物ですね。主人の休愚は本陣の外に名主や問屋を務め、渡しの権利を江戸側より川崎側に譲り受け、宿場
の財政を立て直をしたそうです。その後二ヶ領用水や酒匂川の治水を司り、幕府に取立てられ勘定支配役になりました。
戦争のこともそうですが、国の歴史を知るというのは未来の歴史を築く大事なことだと思うのです。
川崎と江戸、京と大坂。似てますね。
川崎には多摩川、大坂には淀川。この川が土地の歴史を刻んできたのですよね。
近くに「なにわの今昔館」があるのですが、まだ一度も足を運んだことはありません。ここと同じような感じなのかもしれません。一度行ってみなければと思いました。
今、PCの個人講習に行っているところが旧東海道の街道筋、芭蕉の句碑以外はただ説明文の看板があるだけでマンションや大きなビルが建つだけ、涼しくなったらそん所を歩いてみようかと思っています。
今ではこの模型の街道筋の10倍くらいに立て込んでしまった街並みを。
その時には、あまもりさんの技法を盗用しますよ。