お好み夜話-Ver2

膵炎再発!(◎_◎;)

8月26日午後、お昼に冷やしうどんを食べてしばらくして、みぞおちのあたりが痛み出した。

痛みは徐々に強くなり耐えがたく、這う這うの体でベットに転がり丸くなった。

7月10日の退院以来いつかはくるのかと覚悟はしていたが、ついにきたのだ地獄の膵炎。

飲食が原因でなく、原発性=原因不明と言われていたから、いつ何時痛みに襲われるかわからなかったが、これまで毎日の食事の記録と体のちょっとした変化も記録していたし、差し当たって思い当たることといえば、しばらく前の脇腹のピリピリする神経痛のような痛みと、下腹部・手術の傷痕あたりの張り、違和感だ。

あとは前回のブログで疑った嚢胞・腫瘍が育って悪さしているのかもということ。

だが幸いなのは前回前々回のような七転八倒の痛みではないということ、痛みの10段階のレベルでいうと前回はMAXの10だが、今回は7か8というところか、苦しみながらも何とか耐えられる。

が、明日はどうなることやら、28日の女子医大でMRIの結果がどうでるか、それまで耐えられるかだ・・・。


翌27日、いつもの薬を飲む以外は絶飲食を決め、相変わらずの痛みに呻きながらベッドで胎児のように丸くなって耐えるのみ。

明日の朝は早いし、電車ではとても女子医大までたどり着けないと、またまた「ちち」にタクシーを頼んだ。



8月28日、「ちち」のタクシーに乗せてもらい車内で横になり女子医大へ。

かあちゃんに支えられながらヨタヨタと受付機まで行くと、目ざとく看護師が車椅子を持ってきてくれた。

遠慮なくそれに乗り、消化器内科の診察を待つ間はベンチに横になっていた。

前回のブログでもうかあちゃんの付き添いはいらないなどどほざいたが、前言取り消しだ。

ひとりでは何にもできないポンコツになっちまった・・・。


主治医の「マリコ先生」はなぜかおらず、代理の若いお兄ちゃん医師がMRIの画像を説明してくれたが、なんと😳この短期間に膵臓の嚢胞がでかくなっているではないか‼️

これが膵管を塞いでいたらアウトで、手術で取るしかないという最悪のシナリオ。

だがそれまでに幾つか検査があるのでまた来週、「マリコ先生」の診察を待てということだが、オイ、現状この痛みは何とかならんのか?

どうせ入院しても点滴と絶食しかないのだから、点滴だけでも打ってくれないかとというと、膵炎の治療には12時間ごとの24時間の点滴が必要なので、たとえ今3、4時間点滴したとしても効果は期待できないと言われた。


う〜ん、クソ、予想どおりとはいえ、痛みのお持ち帰りかよ😮‍💨

で、それからはもはやただひたすらお馴染みの絶食と、気休めの痛み止めを飲むのみ。

ただ胎児のように丸くなって呻きながら、29、30、31日と通算5日と半日絶食して体重は過去最低の47.3㎏まで落ちた。

さすが点滴なしだと痩せるのが早い、食欲はまったくなく、水分補給に氷の粒をかじり、os-1を点滴飲みし、でも時どき無性に水をガブ飲みしたくなるのが切なく、1日中ベッドの上という病院と変わらない生活。

時どき痛みでカァーッと体が熱くなり汗がタラタラ流れ、血圧は190を突破するも体温は平熱。

みぞおちの痛みが下腹部にまで広がったかと思うと、しばらくしてそれが治ると今度は右の肋骨の下あたりが痛くなってきた。

みぞおちの痛み張りは依然としてあるが、むしろ肋骨の痛みの方が酷く、ちょっと動くだけで体がビクンとするほど痛みが走りしばらくはおさまらない。

ひょっとしてジジイは些細なことで疲労骨折なんてこともあるし、アバラにヒビでもはいっているのかと触れてみるが、どうも骨じゃない。

どういうわけか痛みの中心がみぞおちから右の肋骨の下あたりに移り、息苦しく真っ直ぐ立って歩けない。

しかし、みぞおちの腫れ痛みは若干弱まり、顔色も良くなったとかあちゃんに言われた。



9月に入ってしまった。

この夏も何にもいいことはなかった。

ただ不幸中の幸いといえばこのコロナ禍で、休んでいても不審に思われないということと、遅いながらも協力金がもらえることだ。

入院保険金もちゃんと振り込まれて、生活に支障がないのが救いだが、この先がおぼつかず余談を許さないのがストレスで、それを考えると眠れない。

ま、なんも考えなくても痛くて眠りは浅く、寝返り打つたびに痛みで飛び上がる有様だし・・・。


ぐっと涼しい朝に起き上がると、ビクンという痛みがない。

ソロソロではあるが背を丸めなくても歩ける。

朝の薬を飲んでしばらくしたら、オッ、水戸様がお出ましになる予感⁇

6日半、一週間完全絶食しているので出てくるものなんてあるのか?

それでもトイレで水戸様のお出ましを待つと、なんとカリントウのようなのがコロコロと。

ジジイの水戸様の話しなどフンだ思われるが、これ結構大事みたい。

医者にもどんなのがどれくらい出たかと聞かれたし、一つの目安かもしれない。


水戸様もお出ましになったところでシャワー浴びてサッパリすると、目立って痛みが和らいでいることがわかった。

肋骨の痛みは動くとまだあるが、みぞおちの痛みと張りがかなりおさまっているではないか😌

ようやく絶食の効果が出てきたのか? 

これで荒ぶる痛みが治ってくれるのか?

とりあえずこのスキに片付けなきゃならないことをやってしまおうと、Macを立ち上げ手続きやら更新やらをして、かあちゃんにその提出や支払いをやってもらい、ようやっと一眠りして起きたところだ。


さてさて、土曜日の女子医大までもってくれるか?

明日また大丈夫そうなら、エナジードリンクとかジョアとか、嫌だけど悪魔のエレンタールでも飲んでやろうか。

点滴なしの絶食自宅療養は辛いが、こうなったら乗り切ってやる‼️

そしてまた入院・手術となったら、死にそうな苦しみを味わうんだろうが、もうこうなったらしょうがない。

もし入院したら、せっかく取れたコロナワクチンの予約もキャンセルしなきゃならないし、長いと1ヶ月くらいかかるというし、世間がどうなっているのか、アホ政府とド知事がどんな醜態を繰り広げているやら、秋も深まってもう「秋味」はないし、店にはまた蜘蛛の巣が貼りめぐされているだろう。

苦しみまくってやせ衰えて娑婆に出てくりゃ、ハアァァ、またひとつジジイになっちまう。

そしてあっちゅう間にハロウィン、メリークリスマスの馬鹿騒ぎ、ゆく年くる年で2020年を引きづりまくった2021年は終わる。


何という後半戦、しかし、運命を受け入れるしか生き残る道は、ない。

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