お好み夜話-Ver2

ハイ、入院決定、です

絶食10日目。

朝、もはやこのポンコツにとっては救急車のように病院へ連れて行ってくれる「ちち」のタクシーに乗り込み女子医大へ。

前回は痛みも強く車内で横になるしかなかったが、今回は座っていても大丈夫だし会話も多少できる。

木曜日から、ウソのように痛みが和らいだのだ。



このブログをほとんど見ていない「マミちゃん」から連絡がきたのは火曜日、

「生きてるかー、クソオヤジ」

と、相変わらずガサツな兄ちゃんみたいな物言いで、転職してすっかりリモートな生活だが職場のことで何やら相談がしたい、かあちゃんの煮物が食べたいと言ってきた。

テメエのこともままならないのにひと様の相談にのれることもないが、かあちゃんの煮物で良かったらおいでと伝えると、水曜日の夜やって来た。

こちらの今の有り様を伝えて話しを聞いてるうちに痛みが増してきて、とても座ってはいられなくなったので下のベッドに引き上げて横になった。

それからどれくらいかあちゃんと話していたのか、「マミちゃん」の知り合いの自然療法をやっている方と連絡がついたので話してみるかと声をかけられた。

FaceTimeで話をして昔の記憶が蘇り、その方の言っていることが逐一腑に落ちた。


14年前医者から、

「アンタは棺桶に片足突っ込んでいるよ」

と言われてクソッと思い、もう医者にも薬にも頼るか‼️と本を読んだり調べたりして自然療法的なものを実践して、三ヶ月ほどで25㎏ほと痩せておデブから脱した。

体が冷えたりだとかいくつか弊害はあったものの血圧も安定し、疑わしき病がピタッとなりを潜めた。

棺桶に片足突っ込んでると言った医者は当の本人か見分けがつかず、看護婦は持っているファイルを落とさんばかり驚き、どうだ見たかとばかりに医者と縁が切れた、と、思い込んだ。


それから10年、マラソンを始めたりいささか調子こいたあげく、地道に長く続けなければ効果が上がらない自然療法のことはすっかり脇にどけてしまっていた。

そして還暦を過ぎてから、傍若無人のように押さえ込んでいた病魔が一気に襲いかかってきて、ここ4年ほど入退院を繰り返したのだ。


「マミちゃん」から紹介された方のアドバイスをメモし思い出し、翌日からすぐできることを実践してみた。

まず朝、

【白湯とともに天然塩を舐める】

絶食して唾液の流れが悪くなっているので、天然塩を少し舐めて体の中の動きを再開させてやること。

【リンゴニンジンジュースを180〜250mlくらい飲む】

これは以前しばらく続けていたし、いいのはわかっている。

仕舞っていたジューサーを引っ張り出し、朝・夕と飲むようにした。

【コンニャク湿布を朝晩】

これはまったく目から鱗(´⊙ω⊙`)

コンニャクを煮出して水気をとってタオルに包み、脾臓のあたりと下腹部へのせ30分ほど、続いてうつ伏せになって腎臓のあたりへのせて30分。

ホッカイロとか電気のカイロと違ってジンワリしっかり面で温まり気持ちがいい。

使ったコンニャクはサッと洗ってタッパなどに保存して繰り返し使える。

我が家では店でスジコン用に使っている厚みのあるコンニャクが重宝した。

このコンニャク湿布、YouTubeで調べるとたくさん出てくる。



木曜日の夜、コンニャク湿布をして寝ようとしたら、ムムム、なんか出そう💩

いや、出た‼️

内臓のカスをこそげとったようなのがゾロゾロとお出ましになった。

金曜日朝、塩を舐め、リンゴニンジンジュースを飲んでしばらくすると、またもムムム💩

絶食9日目、もはや出るもんなんてないと思っていたら、あーら不思議の大量放出、スッキリ。

さらにコンニャク湿布の後、追加注文でーすとばかりにスッキリ追加。

驚いてトイレを出たが、オイ⁇ 痛みがない😳

平然と歩いたオヤジを見てかあちゃんも😳


さあこれが9日間絶食の効果なのか、塩舐め、リンゴニンジンジュース、コンニャク湿布のおかげなのか⁇

定かではないが、痛みが無くなったのは幸い。

かといってスムーズに動けるかといったら然にあらず、なんせ食ってないから体力がまるでなく、階段を2階まで上がるだけでヘロヘロ、フルマラソン30㎞地点通過な感じ。



そして膵炎再発10日目の土曜日、一応痛みはおさまってはいるものの体力ガタガタでのぞんだ女子医大消化器内科の診察。

先週いなかった「マリコ先生」は、コロナの濃厚接触者としてしばらく休まざるを得なかったとのことで、血液検査の結果が即入院レベルの炎症数値の高さから改めてCTを取る指示を出し、前回のMRIの結果と合わせて診断をくだした。

それによると、でっかくなっていた膵臓の中の嚢胞は、炎症の強さで破裂して分散したらしく、それによって痛みが和らいだのか定かではないものの、いずれにしても前回よりは炎症数値は下がっているという。


内臓の組織を破壊するほどの痛みの強さってなによ!(◎_◎;)

そんな炎症に自宅療養の絶食だけで耐えるポンコツって、ドM😵‍💫


いずれにしてもまったく油断できない状態だから、いちはやく入院して治療しながら検査し、処置の仕方を探るしかないのだそうな。

炎症が完全に沈静化しなけりゃ腫瘍の組織も摂れないし、正確な判断も下せないので、今から入院しますか?

という「マリコ先生」の言葉を退け、来週木曜日の朝に入院をズラしてもらった。


ひとつにはこんな状態でもやらなきゃならんことがあるし、もし1ヶ月も入院しなくちゃならなければそれなりの用意もある。

もつひとつには、「マミちゃん」の知り合いの方から教わった自然療法をあと2つ試してみたく、コンニャク湿布なども入院ギリギリまで継続してみたかったからだ。

それによってどれだけ数値に変化があるか、すごーく興味がある。



ということで入院手続きをして、すんなり入院できるように事前のPCR検査を受けてくださいとなった。

木曜日までに陽性だったら連絡をするということでPCR検査を受けたが、もし陽性だったらどうなるの?と聞くと、陽性者用の病床があるのだそうな。

そこで様子をみて普通病棟へ移るかどうか判断するのだそうな。

なるほど🤔してみるとそこには羽が生えてキラキラとした妖精さんたちがいるお部屋なのね。

などと今の時期絶対言ってはいけない妄想をかき消し、再び「ちち」のタクシーに乗せてもらって帰宅した。


ハイ、やっぱり入院です。

今度はどれくらいかかるやら?

素敵な痛みの検査は予定されてるようだし、自宅ではガンとして飲まなかった悪魔のエレンタールも飲まされるだろうし、24時間点滴もいつまで続くやら・・・。

今は耐える、耐えるしかない。

娑婆にいられるのもあと5日、できるだけ身奇麗にしとこう。


死んでないなら、ちっとでもいいからブログを書け‼️

と、「バーバーくん」と横浜の悪魔のお爺ちゃんからハッパをかけられた。

だね、できるだけおバカを綴るから、見守っておくれやす
m(_ _)m

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