お好み夜話-Ver2

昨日エコー、今日MRI

月曜日の朝8時、駅について改札を通った途端、ものすごい雷鳴とともに激しく雨が降りはじめた。

「ほら、みろ」と言わんばかりにかあちゃんがニヤリと笑う。

フン、ポンコツとはいえこちとらまだ晴れ男だ、夏の通り雨ごときに傘など持てるかいっ😑


電車が動き出すと窓は雨粒のスクリーンで外がほとんど見えなくなり、停車した駅で乗ってくる人は皆ずぶ濡れ。

やがて電車は地下に入り、そのまま上野駅に到着、地下改札を通り地下通路を進み、都営線に乗り換えて若松河田駅で下車して地上へ出た。

すると、地上はすっかり雨が上がり、暑い日差しさえ出ている。

「フン、どうだ。晴れ男ナメンナヨ」

とばかりに今度はコッチがかあちゃんにニヤリとする。

余丁町のクリニックへ向かう道すがら、かあちゃんは取り出した折り畳み傘をしまう。

最近は体調も良く、もう付き添いはいらないと言ったのだが、自分の居ないところで倒れられたら悔いが残るからと、どこへ行くにも付いてくるのだ。

まあ腎臓を1つ頂いた手前、どう突っ張ってもコチラの立場は弱いからほとんど低姿勢だ。


クリニックは相変わらず混んでいて、待ち時間の方が長い。

いつもの採血・採尿に加え、この朝はエコー検査もあった。

移植した腎臓、その裏のもともとのダメ腎臓、そして反対側の弱々しく活動している腎臓をエコーで検査して異常がないか定期的に調べるのだ。

結果、移植腎は良好に定着して、他の2つの役立たずの腎臓も特に問題なし。

ただ炎症の数値CRPが若干上がっているとのことで、用心のため抗生剤を3日分処方され、貧血の注射を肘の皮のところに打たれた(ちょっと痛い)。

クリニックを出るとお昼過ぎ、ちょっと前までは脂質を警戒して外食しなかったが、このところ揚げ物やガッツリ肉類でなければわりと普通に食べられるので、久しぶりにペペロンチーノなんぞ食して帰宅した。




翌日朝7時、本日も同じコースを電車で行き、若松河田駅で反対方向、女子医大へ。

今日は消化器内科のMRIの検査。

退院して1ヶ月ちょっと経つのに、相変わらず毎日医者通い、半日がかりだ。

いったい今年になって何度MRIを受けたろう?

有り難い手帳と各種の医療証のおかげで診察料は無料なので助かるが、毎回自腹切ってたら病気が治る前に死に体になっちまうよ・・・。


本日のMRIはこれまでとちょっと違い、上下検査着に着替えて「ボースデル」という内用液を250㎖飲んだ。

この薬にはマンガンが含まれていて、造影剤として消化管や膵臓などがハッキリ見えるようになるそうな。


味も匂いもなかったが、X-MENのマグニートーを思い出した。

プラスチックの牢獄に閉じ込められたマグニートーを救出するため、ミスティークに籠絡されたそこの看守がマンガン入りの酒をたらふく飲まされ、翌日マグニートーの牢獄に食事を運びにいき叩きのめされる。

そして飛び散った血液を鉄球のように発射して脱獄する、というもの。


MRIの診察台にのったこのポンコツは、まさにマグニートーの餌食、磁性を帯びた体は検査技師のお姉さんによってまるっと透け透けだ😏

閉所恐怖症の人には耐えられない20分をアトラクションのように深呼吸を繰り返して終え、着替えてお会計は無料で病院を後にした。



検査結果は28日、この短期間に腫瘍がでっかくなったり、悪性に変わった、なんてことはないよなぁ、コロナの変異とは違うし、たぶん、大丈夫、だと思いたいが。

あーあ、病人ヒマなしか😵‍💫

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残念ながらポンコツおじさんに天気を変える力はありません。たまたまです。雨雲情報を見ればわかることです😇
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