お好み夜話-Ver2

夏草燃ゆ

昨日の夕立はすごかった。

パチンコ玉くらいの大きさのヒョウがバラバラと10分ほども降り、道が川になるほどの豪雨が続き、店に行く時間だったがとても外へ出る気にならず、しばらくその様子を見ていた。

30分ほどで空は明るくなってきて雨は上がったが、すっかり夏の天気だ。

昼間走っておいてよかった。


明けて本日、暑くて寝てられない。

何をしても汗がだらだら流れるから、いっそのこと走って大汗をかいてやれと、今日も汐入公園へ。

さすがに走っている人は少ない。

原っぱの公園にも人影はなく、幼稚園児のお散歩にも出くわさず、夏草が伸び放題。

クロスカントリーよろしく誰もいない原っぱを、上ったり下りたりジグザグに走ってみたが、ふと馬鹿らしくなってやめた。


まだ地面から立ち上る湿気でムンムン、オヤジは汗をポタポタ、夏草に這いつくばって犬のように喘いだ。


公園の水道で頭から水をかぶりうがいをし、家に戻った。

水シャワーが気持ちいい。

トマトをまるかじりして、豆乳を飲み、水もがぶ飲み。

ノドが渇いて渇いて仕方がない。

早くもビールが飲みたくなっちまった。

悪循環か・・・。

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