毎日めくるたびにゆるいイラストとともに、一般の方から募集した含蓄がありユーモラスでエスプリのきいた言葉が表れる。
今までもなかなかいい言葉があったが、8月5日の東京都の阿部さんというフラメンコ講師の方の言葉が、ここ最近最も響いた。
曰く、
「何かをやるってことは 何かをやらないってことだ」
う~ん、けだし名言。
このオヤジもそうだけれど、みなさん目標を立てる。
今年こそは痩せよう。
今年こそは資格をとろう。
今年こそは部屋を片付けよう。
などなど。
でもそのために、ダイエット食品を買う、サプリメントを買う、学校に通う、棚を買う、ダイソンの掃除機を買う・・・・・。
そして、やらない。
みんな足すことばかりを優先して、目標を遠ざけている。
もっとシンプルに、「何かをやるために、余計なことはすべて後回しにして、あるいは無視して」そのことだけのために行動する。
つまり、足さずに引き算をする。
それにさえ気づけば、物事は早く動く、ということをこの歳になって理解した。
何かをやった、達成したその時に、後回しにしたり無視したことをやっても、まったく問題ないし、遅過ぎることはない。
人間だれでも1日に使える時間は、24時間しかないのだから。
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