そのハズカシイ過去を隠してはならないと、あらためて蒸し返すのである。
2007年、鬼怒川温泉でそのおバカ戦隊は現れた。
その名も「飽食戦隊メタレンジャー」
うわ～っ、醜い身体だ
フンドシ一丁という安上がりな衣装で、酔っ払わないと変身できない、なんら不審者と変わらないヤカラども
1人をのぞいてマラソンのマの字もなかったメンバーだが、3年後にどうしたわけか走り出し、「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」の後の温泉で、ほんの偶然にイエローは決定した。
それからヒーローになりたいメンバーが増え、現在の衣装が決定し、翌年の「山中湖ロードレース」でデヴューする予定だった。
しかし、大会史上初ともいう豪雨にやられ、レンジャーデヴューは持ち越しとなってしまった。
2011年、東日本大震災発生。
日本中が自粛ムードの中、福島県で震災後初の大会が開催される運びになり、ついにレンジャーは立ち上がった。
「楽走戦隊ハシレンジャー」の初出動だ !!
晴れがましいデヴューで地元の方々からも喜ばれたが、唯一残念なことにピンクがいなかったことだ。
じつはピンクも走る予定だったのだが、残念ながらスケジュールの都合がつかなかった。
現在までのところ、もっともスリムなピンクだったのだが・・・。
幻の初代ピンク。
翌年、ピンク募集の呼びかけに2代目ピンクが名乗りを上げ、再び奥川の地へ。
初代レッドを中心に、初代イエロー＆2代目ピンク。
ちなみに、この不貞腐れたショッカーを諭すのは2代目ブラックだ。
だがこのブラックはショッカーと同レベルで、この年のはじめに走った「牛久シティマラソン」では、沿道の子供から「キモイ」と言われ、悪者キャラ扱いであった。
またこの時、2代目レッドと1.5代目イエローが現れ、その楽しさと苦しさを知ったのだった。
ちやんとしたマスクを被らないと、こんなおバカなのである
こうして「ハシレンジャー」スーツは何度も使用され、さすがにヘタってきた。
来年の「奥川健康マラソン」に向けて、スーツの補修と改造が急がれるのだが、すでに3代目ピンクと3代目イエローが決定しているので、来年もフルメンバーで奥川に出動できるだろう。
が、いつ何がおこるかわからないので、ウィークポイントのピンクとイエローは随時メンバー募集しております。
我こそはと思う方は、いつでも名乗りを上げていただきたい。
では。
