お好み夜話-Ver2

さらばポッター

相変わらずタイミングの悪い男だ。

メールか電話でもしてくれれば、生ビールを掃除しないでまっていたものを・・・・・。

もともとヘタレなヤツではあったが、夢破れて北海道へ戻ると決めてからはさらにヘタレ度が増したようだ。

魔法の使えない魔法使いは、青雲の志を抱いて上京し、声優にも西友のレジ打ちにもならずに、けっきょく東京に8年いたが、見切りをつけて地元北海道で出直すと言う。

誠実で真面目なだけでは、“業界”の荒波にはのれないということを身を持って経験したのだろうが、北海道でも劇団に所属して、公演活動に参加するのだという。

しかし、キミを知っているモグランポの常連さんもオヤジもかあちゃんも、口をそろえてこう言おう。
もっと貪欲に、積極的に、ずうずうしいくらいに、前へ出ろ   と 

でなけりゃ、ヘタレはいつまでもへタレのままで終わってしまうゾ 

北海道は物価も安くて、旨いものはあるし、人もいい、かもしれないが、仕事はない、とキミの仲間の「クロダくん」も言っているではないか。
まあ世間一般で云うところの、オジサン世代にキミも足を踏み入れたんだから、最後のチャンスと思ってやるだけやってみるがいいサ。

そして1、2年して、泣きながらもどってくるがいいサ。
「失恋・失意 お好み屋」のオヤジが、
♪ 涙忘れる生ビールとお好み ♪ を焼いてやろう。

さらば ポッター !!

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