お好み夜話-Ver2

晴れ男が☔

ウチワエビの夜は缶ビールを4本、コロナビールを1本 ( 栓抜きがなかったのでホークを使ってテコの原理でシャポッ ) 、四合瓶の半分くらい残っていた芋焼酎を平らげ、10時には爆睡。

翌朝6時の町内放送で流れる「メリーさんのヒツジ」を聞く前の5時に目覚め、どんより曇る空を見ながらウェアに着替えた。

ストレッチして走りはじめると、通学の天草工業高校の生徒から「おはようございます‼」と元気よく挨拶され、散歩のおばあさんからも深々と頭を下げられて挨拶された。

田舎はこうでなきゃ😀 鹿児島でもみなさん礼儀正しかったし、挨拶をやめようなんて変な都会の風習なんてクソ喰らえだ。

気持ち良く汗をながして瀬戸橋方面へ向かう。

川のようだが海だ、天草の上島と下島の間の海。

手前の橋が歩行者と二輪車用のはね橋で、奥に見えるのが両島を繋ぐ唯一の瀬戸橋、だから朝晩は渋滞する。

橋を渡り三角の方へ続く国道、通称たこ街道をひた走り折り返して戻り19.2㎞。

いきなり少々走りすぎたか、膝が痛くなった。


かあちゃんの実家の庭で頭から水をかぶって汗を流し、サッと着替えて車で出発。

雨の降らないうちに本日の目的地「天草酒造」へ。

晴れていればとても心踊る海岸線を仲田港方面へ飛ばし、ほんとに海の側に立つ「天草酒造」に着いた途端に雨が落ちてきた😰

店で天草を扱っているのに今まで来たことがなかった。

だが本当に小さな蔵で、5、60年ぶりに復活した芋焼酎「池の露」を天草島内で販売せず、特約店のみで取り扱う理由がわかった。

蔵へ直接行けば販売しているかと思った当てが外れたけれど、蔵の人お勧めの長期熟成古酒の天草など4本を仕入れて天草酒造を後にしたら、雨がドシャドシャ降り出した。

まあこの日の予定は天草酒造だけだから、後は雨がどんなに振ろうと車だし温泉入るだけだし、行きつけの飲み屋へ夜行くだけだからへっちゃらだ。


とは言え雨の海岸線は切ないものがあるので、山の中を通り島を横断してショートカット、町中へ戻って瀬戸橋を渡り朝走った国道を再び進んで道の駅と日帰り温泉があるリップルランドへ。

ここでお土産を買い温泉♨

ここの温泉は初めてだ。

まっさきに露天風呂に入った小僧がすぐに出てきて、

「ダメです。雨がひどすぎ」

なんていうのも構わず露天風呂に浸かると、まあ目も開けてられないほどの土砂降り😱

這々の体で内湯に逃れそれでも、なあに、晴れ男がゆっくりサッパリくつろいだ頃には雨もおとなしくなるだろうとたかをくくった。

しかし九州全域に昼過ぎから明日にかけて大雨の予報がでているので、地域限定の晴れ男パワーではどうしようもない。

これでは風呂からでて駐車場の車までいくうちにずぶ濡れになってしまうから、悔しいけどビニール傘を1本買ってしまった。


悔しいから天草大王のステーキ (1500円也 )なんぞを食べてやった。

旨し‼ 東京でこれと同じものを食べたら 倍以上とられるだろう。

夕方までお土産屋さんをハシゴしたりお茶したりして時間をつぶし、実家に戻ってかあちゃんをひろって今度は定番の日帰り温泉「アレグリア」へ。

二度目の温泉ですっかり腹ごなしして、向かうはこれまた定番の居酒屋「ひらはた」。

運転代行を頼むから安心して呑める👍

ここへ来たら必ずたのむのは「天草大王」のたたきと、「ガラカブ」の唐揚げ。

カラッと揚がってヒレまで旨い。

「ガラカブ」というのは「カサゴ」の地方名、明石で「カワハギ」を「ハゲ」と言うが如し。


生ビールとともに地のものを食し、「天草」や「池の露」を堪能し運転代行で実家に戻ったのはそれでもまだ9時。

雨は勢いを増しており、明日船で島原半島へ渡る予定だが、はてさてどうなることやら⁉

最悪船が欠航した時のことも考えなくては・・・・・、どうした晴れ男👊👊ビニール傘買ったからってまだ負けとは限らないぜ、弱気になるな‼

爆睡💤💤💤


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