営業でも症状でも数字は嘘をつかないということが、検査によって素人でもわかる異常な数値として示されたのだ。
その数値を見た内科医の「ユキちゃん」 ( 女医さん、推定33歳 ) は、
「すぐ入院して、治療が必要です」
と、きわめてまっとうな意見を述べた。
先日とった腎動脈エコーの結果は、まあ悪いところはなかった。
しかし、血液検査と心臓回りのレントゲンによって、肥大した心臓ちゃんが尋常ならざる状態だということが判ってしまったのだ。
昨日今日でっかくなったわけではないし、それによって自覚症状があったわけではないのだが、ここ数日の息苦しさとドキドキ感はもうピークに近い状態だったらしく、
「心不全」と告げられればいささか身構える。
今まで何度も、吸血鬼に血を吸われたほど採血されて検査したのに、こんなになってから数値の異常さを告げられるなんて、一体何を検査していたのだ ?
医者によって、各科によって、それぞれ必要な数値しか問題にされず、総合的な判断が下されなかったのだ。
その都度料金だけ取られて、たらい回しにされて、あげくに死にそうな状態だと言われたら、文句のひとつも言いたくなる。
だからというわけではないが、すぐ入院なんか出来るわけがないと答えると、
「次は救急車で運ばれてくることになるかもしれませんよ」
「ユキちゃん」は憮然として言い放った。
オヤジの心臓ちゃんの数値の異常さを、ここで細かくは書かないが、すべてはハイパーテンションを治せばなんとかしのげるということなので、しぶしぶ降圧剤を飲むことにした。
しかしオヤジも相当ひねくれているので、診察室を出るとき「ユキちゃん」に、
「ルンブルクスルベルスって知ってる ? }
って聞いてみたら、
「はあ ? なんですか ? 」
とマユをひそめた。
フン、まだまだ青いな小娘。
こんなオヤジだって自分の尋常ならざる状態を真摯に受け止めているから、いろんなコトを調べたのだ。
あらゆる手段を使ってハイパーテンションを脱してやると決意しているから、「ルンブルクスルベルス」もすでに飲んでいる。
次回の受診までに、それなりの結果を出してやるのだ。
二度と救急車のお世話になんてなるもんかぃ !!!
そんなこんなで、病室で安静にして点滴でもしていなきゃならない身だが、本日から連休をいただき天草に行ってきます。
飛行機の機内で、ハイパーテンションを測定するのが楽しみだ
しかし旅先で急にポックリ逝ってしまったら、これが最後の更新になります。
長らくご静聴ありがとうございました・・・・・・・・・・
ナンチャッテ
まあ死なない程度に、またおバカな更新が出来ると思います。
では
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