採血・採尿・レントゲン・心電図と、外来棟から入院棟へと行ったり来たりして服を脱いだり着たりで半日がかり。
お昼も過ぎようかという時間に診察となり、先日のカテーテル検査の結果などをみながら担当医から話しを聞く。
それによると、心臓の元気度がわかるNT-proBNPという数値が、退院の時よりずいぶん改善されているとのこと。
もちろん健康な人とは雲泥の差ではあるが、多少でも良いと言われたほうが嬉しいにきまっている。
何かされましたか?と問われたので、良い子にして炭を飲んだだけと答えた。
プリントアウトされた表のNT-proBNPの数値を見ると、退院直後の11月8日は13496‼で、12月10日日は9153(-_-;)、12月20日は6922( ̄^ ̄)ゞ、それが1月25日の血液検査ではググッと減って2027になっていた✌
NT-proBNPというのは心不全の重症度などを示すマーカーで、それが高けりゃ心臓だけでなく腎臓もポンコツだとわかるわけで、すでにズタボロの腎臓ちゃんを持つオヤジの心臓は推して知るべしということ。
健康な人のNT-proBNPの正常値は125くらいだからまだてんで話にならない数値だが、最初に病院に行ったときは「緊急の入院ならびに即時の治療が必要」な「お前はすでに死んでいる👈」状態で、つい最近までウォーキングデッドな「入院も含めて厳重な治療が必要な重症心不全」だったが、現在のNT-proBNP2027は「専門医による治療が必要」な心不全の端くれにまで下がったというわけだ。
これがなんとか400を切れば「無症状の経過観察が必要な心不全」に格下げになるのだが、道ははるかに遠い・・・。
このところの寒さのせいか朝の血圧が高く、下の血圧が100を切らないし、夜との差が5、60もあったりすると言うと、担当医がPC画面のある数値に注目して、うーん?と首をひねった。
「ホルモンの異常、かもしれませんね」
ホルモン⁈
そりゃ定期的に小腸やら牛スジやらのホルモンは仕入れてメニューにしていたけれど、まさか「チエさん」じゃあるまいし「牛の呪い」??
なんて一瞬脳裏をよぎったが、ムダに健康本などを読んでいるワテクシはピンときた💡
「副腎?」
と問うと、専門ではないのでハッキリとは申し上げられないけれど、念のため内分泌科で検査をしてみましょうとなった。
副腎ちゃんは各種のホルモンを司っている臓器で、この機能がおかしくなるとムダにホルモンを放出して高血圧になったり心臓に負担をかけたりしちゃうのだ。
早速調べると、「原発性アルドステロン症」という副腎の機能異常がなんだかオヤジの症状のように素人目にはみえて、もしそうだとしたらまた今度は足の付け根からカテーテルを入れて検査し、腫瘍やら悪い箇所があれば手術でそれを取り除けば、ハイパーテンションからついに逃れることができるかもしれないのだ。
そうすれば心臓の負担も軽くなるし、失った腎機能はどうしようもないが移植まで少しは近づくかもしれない。
診療科目と手術が増えるものの、ちょっとは進展⁇⁇
そんなわけで今度の木曜日は病院に行きっぱなしで検査になり、店は休みになりますのだ。
脱‼ ハイパーテンション💪
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