走り終わったら風呂で温まらないとさぁ。
こういう日は熱燗か、お湯割りがいいよねぇ、ってまだお昼やんか
えー、そういうご期待に応えまして(なに、期待してないって、そりゃそうだ・・・)、えー、ワテクシのそーゆー期待に応えまして、お湯割りでも美味な芋焼酎を用意しましたです、ハイ。
前回の3本が空いてしまいましたので、次のラインナップ、強力なラインナップ3本の登場です。
前回の「御幣」は予想外に良かったので一番最初に空いてしまいましたが、今回の3本もかなり期待のできる「芋」であります。
まず1本目、「日本一芋臭い焼酎を目指した」と蔵元の「大石酒造」が豪語する白濁無濾過の「鶴見」。
もちろん神奈川県鶴見市で作られたわけではありません。
由緒正しき鹿児島県阿久根市産であります。
この「鶴見」、明治32年創業の伝統蔵の創業以来地元の方々に長く愛飲されている定番焼酎、なのに東京ではほぼ無名。
そんな2014年版の「鶴見」は、蒸留したままの焼酎を無濾過でそのまま25度にして瓶詰めしており、気温等によっては白く濁ったオリ(自然の旨み成分)が出て、瓶中で発酵がすすんでいるということで、その強い香りと荒々しさで「芋」初心者には不向きと言われるほど。
こいつぁ生半可な飲み手には辛かろう、期待できますな
で、2本目は鹿児島県内限定販売の「かいもしょっちゅ」。
これまた鹿児島でも有数の歴史をも明治2年創業の「白金酒造」で、昔ながらの木樽蒸留・かめ仕込みで仕込まれた
「芋の濃い香りのする焼酎好きにはたまらない味」
をコンセプトにつくられたという、芋の旨味とコクが残る印象的な余韻の本格派。
「かいもしょっちゅ」とは、鹿児島の方言で「さつまいも焼酎」のこと。
サツマイモ「からいも=かいも」+ 焼酎「しょちゅ」ってことですな。
東京の酒屋さんではまずお目にかかれない、少なくともワテクシは見たことがない、これも期待度大であります。
そして3本目。
またまた意味わかんねぇって感じの限定品「かせだんもん」。
南さつま市にある明治28年創業の「宇都酒造」で仕込まれた、地元・旧加世田市にとことんこだわった黒麹芋焼酎。
芋は地元の減農薬有機栽培芋「黄金千貫」、麹米は地元農家に委託栽培した「金峰コシヒカリ」、水は加世田の湧水を仕込水に黒麹で醸し、つくり手もすべて「かせだんもん(加世田の者)」というわけだ。
地元の方々が納得して自分たち好みの「芋」を作っちまったということですな、うらやましい。
いゃぁこれも飲みたいよねぇ。
あガツガツ飲みたいって言ってるのはオマエひとりじゃないかって
・・・・まあ、そうさ。
こっちが信じて惚れなきゃ、人には言えんのじゃないの。
ワテクシはそう思っとります、不器用でありますので・・・。
そしてまだこれらの焼酎メニューは出しておりません、諸事情ありまして。
でもカウンターの後ろの棚にお目当てがあったら、それはぜんぜん拒む理由もありませんので喜んでお出ししませう。
と、まあこういうことでございます。
この3本がたぶん、今年最後の「芋」になるだろうと思われますので、お早めに。
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