インソールを変えて履き続けているが、以前ほどしっくりこない。
で先日、かあちゃんのモートン病対策でシューズとインソールを選んだ時に、ついでに足を計測してもらうと左右差が5ミリもあり、浮き足気味だということがわかった。
バランスが悪いのはそのためで、入退院を繰り返し走ることから遠ざかった結果かもしれず、さらに華麗なる加齢が加わりひょっとすると左右の足の長さも違うのかもしれない。
まあそうなるとちょっとやそっとの努力や鍛錬ではどうにもならないかも知れず、最新の運動生理学に基づいたシューズに頼るのもアリだと思ったのだ。
値札にキロ5〜7分と表示されたBROOKSの中からクッション性と安定感のあるという「GlycerinGTS20」を、ちょっと高いけどこれが最後になるかもしれないからと思い切って選び、さらに熱を加えて自分の足形に成形するインソールを作ってもらい履いてみたら😳
な、なんというフィット感‼️
自然に足が前に進む蹴り出しの軽やかさ、着地の確かさ、これはすごい!
ママチャリからロードレーサーに乗り換えたような気持ちよさ、大満足。
梅雨時のいま時分、ガンガン走っていた時ならいざ知らず、新品のシューズを濡らしてまで走るわけもなく、室内でゆる〜くストレッチしたり5年ぶりぐらいに足指を開くサポーターを付けてみた。
汚いジジイ足だ👎
そんなこんなで晴れ間を待って、いよいよ新しいシューズのお披露目です。
これまで履いていたランニングシューズと比べるとちょっと重いが、足と一体化したように感じる抜群のフィット感で特に重いとは感じない。
それに足入れの良さは抜群で、踵まわりにガイドレールが搭載されたBROOKS史上もっともソフトな履き心地(HPより)で、その場ですぐにジャンプしたくなる。
かあちゃんは整骨院で勧められたスウェーデンの「on」に足を通し、
汐入公園を歩き出す。
まったく意識せずにペースが速くなる。
走る、走らずにはいられない。
そのまま下り坂に入る、上半身が傾く、足が前に出る出る、体感的にはキロ5分どころか4分、さらに・・・😳
危ない!足がついていかない!
このままではつんのめって転ぶ‼️
体を反らして慌ててブレーキをかけ、危ういところで止まる。
ヤバイ、筋力不足の己の体を過信してはいけない、ぜんぜん足がシューズについていけなかった・・・。
高性能の車に運転技術の未熟なドライバーが乗って、速度を上げた瞬間にコントロール不能に陥ったようなものだ。
最初の試し走で己の不甲斐なさを思い知り、走る筋肉がまったくできていないことに愕然とした。
退院してから痩せ細った体に筋肉をつけようとできるだけ食べていたが、肝心の足や尻や背中には筋肉がつかず、ついてほしくない腹や頬に無駄なお肉がついてしまった。
体の防衛機能がいつまたくるかもしれない絶食に備えて、貯めやすいところから脂肪を貯めているのだろう。
それに加えて運動量が明らかに少ないのだろう。
まともに走れるようになるには時間がかかる、ジジイの残り少ない時間で何をどうしたら良いのかもう一度よっく考えて、無理せずゆっくり梅雨の晴れ間を走ってみよう。