ネットの普及が加速するとともに、だんだん見るべきものが少なくなってきてはいるが、それでも日本各地や海外の物産、新商品が目白押しなので、ぃちはやく実物を試食・体験できることができるメリットは大きい。
サービス向上、新メニュー開発に役立つものを見つける、という大義名分はあるが、個人的な楽しみは焼酎＆泡盛の利き酒クイズと試飲だ😄
だが去年は焼酎ブームが沈静化したせいか利き酒クイズのコーナーは無かったので、あまり期待もせず会場入りしたら、おおっ、復活しとるやんけ👏
と、喜びはしたが、あと4日後に迫った「京都マラソン」のため固く禁酒しているため、飲みたくても飲めないし、どんなに誘惑されても飲まない ‼
横目で見て素通りしようとも思ったが、待て✋ バッカスの神が脳裏で戒める。
「オマエハナンジュウネンサケヲノンデオル ノマナクテモカオリデワカルハズデハナイカ アイガアレバ」
そうだ、ワテクシがただの飲んだくれでないところを証明しようぞ👍
というワケでニコやかなコンパニオンのお姉さんから、芋と麦がほんの少しづつ入ったプラスチックの容器を受け取り、ここ8日間クリーンになっている身体と鼻を信じ薫りをかいだ。
フン、この程度なら児戯にも等しい💪
ほぼ瞬時に判断を下し、紙に解答を書き込んでお姉さんに渡すと、正解 ‼
焼酎のミニボトルを景品に貰い、勢いに乗ったバッカスのしもべは、次に芋、麦、米、黒糖、泡盛と5つの銘柄に挑戦した。
これは少々慎重に判断しなければ・・・・・。
芋と泡盛はかあちゃんでも嗅ぎ分けられるが、モンダイは米と麦だ。
敵もさる者、少量でもあり、すっきり目の銘柄のせいか薫りも微妙だ。
飲んでもいないのに口直しの水で口内を潤し、黒糖をまず除外して麦、米の順で判断をつけた。
向かいのテーブルで難しい顔して解答用紙に記入しているオジサン、オニーサンの答は明らかにオヤジとは違っている。
フン、あめぇ奴らだ。
あと30年ぐらい記憶を飛ばして、出直して来るがよい👊
まあ、ひとのことはともかく、自信タップリで解答用紙をだせば、これまた大正解 ‼
ワテクシが鼻で利き酒をしていることを見ていたコンパニオンのお姉さんも、目をまん丸にして手を叩いてくれた。
これこそ、素敵なお姉さん「ウジイエさん」の曰う「研ぎ澄まされた飲んべえ」というものだ😤
都合3本のミニボトルをGETしてその場を離れたが、前は4号瓶やグラスも貰えたのに、やっぱり近頃は経費節減ですな。
だが何れにせよオヤジの鼻は、よく効くことが証明された。
なかなか気分がいい。
意気揚々と会場内を散策していると、突然声をかけられた。
ビックリして振り返ると、おおっ😊「タニノくん」ではないか。
彼はモグランポを開店して最初に仲良くなった常連さんで、好きな娘がいるとカウンターで悶々としている彼をけしかけ告白させたら、なんと👌
その後順調に愛を育み結婚、子供をもうけ、今では会社の社長さんだ。
奥さんの「トモちゃん」とは3年ほど前偶然、皇居でマラソンしている時散歩しているお腹の大きい彼女と再会したのだが、産まれた男の子ももう2歳だそうで、ようやく落ちついたので夫婦で走り出したという。
オヤジがマラソンのマの字も気にしてない頃からの出会いなのに、こうして人混みの中やマラソン大会で再会するなんて、本当に「縁」があるねぇと感動した。
今度親子3人で店に来てくれるとのことで、また「マゴ」が増えた喜びに感激しまくりのかあちゃんとオヤジだった。
「タニノくん」と再会できたことや、久々に新メニューができそうな感触をつかんだことなど、今年の「FOODEX JAPAN」は実り大きなものだった。
それからGETした商品の数々であるが、オヤジの話しを眉唾だと疑う信心のたりない者は、店に来て現物を見るがよい。
気が向けば、振る舞うかもしれんぞよ。
