天草に里帰りしたかあちゃんが、姪っ子の「チーちゃん」から預かってきたのだ。
「かっちょいい東京のおぢちゃん」が、いち早く「逆チョコ」をプレゼントしたせいかもしれないが、それでも小学校4年生の娘が、ゴディバを贈りかえしてくれるなんて、じつに健気である・・・、ありがとうね「チーちゃん」♥♡♡♥ 「かっちょいい東京のおぢちゃん」は一生懸命働いて、いつかきっと、太かミッキーのぬいぐるみばこうちゃるけん、もうちょっとまっちょってね。
それに加えて「こちょこちゃん」とママが、手作りのクッキーをもってきてくれた。
ククク・・・嗚呼、幼子よありがとう。
おぢちゃんは、最近お痩せになって、冷えたり血糖値が下がるせいか、甘いものも食べるのだよ。
チョコレートは、空腹でモチリンが泣く時は、積極的に召し上がっているのです。
ゴディバとクッキーを齧りながら、3年前の雑文を思い出しませう
むか~し、むかしのことじゃった。
英国のある町を牛耳っている、それはそれはとても強欲な伯爵がおったそうな。
伯爵は領地の民にとても重い税をかけ、贅沢三昧の暮らしをしておったそうな。
じゃが世の中とは不公平なもので、そんな伯爵にはとても美しくやさしい奥方がいたんじゃ。
奥方は領民の貧しい生活を見るにつけ、なんとかならないものかと伯爵に訴えたが、聞き入れてもらえない。
何度かそんなお願いをすると、ある日伯爵はこう言ったんじゃ。
「それほどおまえが言うのなら、聞いてやらなくもない。ただし、おまえが一糸まとわぬ姿で町中を廻ることができたらだ。どうだ、できるか、この城の窓から、おまえのそのあられもない姿をみてやろう。それを見せてくれたら、税を軽くしてやろうではないか」
慎み深い奥方は三日三晩悩み、じゃがとうとう決断されたんじゃ。
着ているものを全部脱ぎ捨て、颯爽と白馬にまたがると町中を駈けて行ったそうな。
ね、ロゴマークだってこの通り
町民はそんな奥方の噂を聞きつけていたが、その心情を思い、家々の戸を固く閉ざし、見ないようにしていたんじゃ。
そしてついに強欲な伯爵も折れ、税を低くすることを約束したそうな。
やがて時は流れ、その伝説の奥方の気高い自己犠牲の精神に感動したチョコレート職人が、自社の社名をその奥方の名前にしたそうな。
つまり、11世紀の英国の伯爵夫人レディ・ゴディバから「ゴディバ」社が誕生したのだそうな。
めでたし、めでたし。
まあ、ずいぶん前に聞いた話でありますが、おおむねこんな感じだろうと思います。
しかし、屈折したオヤジはこの話が腑に落ちないのだ。
これは自己犠牲ではなくて、ゴディバ伯爵夫妻のプレイじゃないのか?
町民は涎を垂らしながら覗き見をしていたのではないか?
(だって、この話のもうひとつのオチは、ゴディバ夫人の裸身を覗き見た村人の男をピーピング・トム(Peeping Tom)=「覗き魔」という言い伝えもあるんだもの。日本で言ゃぁ「出歯亀」(でばがめ)ですがな、アナタ。軽率だが正直なトムくん、可哀想に神罰を受けて失明しちゃったんですって・・・)
いや、わたしはけっして、ゴディバの高級チョコにケチをつけるものではありませんのですよ。
コロンブスがヨーロッパ人として初めてチョコに出会う、何世紀もまえの話ですから・・・。
ところで、最初は飲み物だったチョコレートが、固形になるまでには100年以上もかかったなんて知ってました。
イギリスのパン屋が試作したらしいですな。
しかし液体でも固形でも、チョコレートはつねに「恋の媚薬」だったようで、かの「サド公爵」もこれを愛用したのだとか。
じつに淫靡なお話ではあ~りませんか。
ヒッヒッヒ、恋の媚薬いただきました。(3年前からいただいている )
ああ、人妻と恋に落ちたらどうしよう・・・「ミカ」ちゃん(現こちょこちゃんママですな)、手作りチョコありがとう。
おっと、待てよ、これを頂く時に、旦那はニヤッと笑って
「実はオレが作ったんだよ」
って言ったような気がする。
なんだ、これはプレイか?
旦那と恋に落ちたらどうするんだ。
やめてくれ !
その手の趣味はないんじゃ。
男なんかきらいだァ、ゼッテェィ、オトコナンカァアイシタリシネェンデェョ、ウゼェェンデェ、テメェェ・・・
あああぁぁぁぁぁ・・・・ 相変わらずおバカですねぇ。
でもこんなオヤジにも、チョコをくださる奇特な女性がいらっしゃるから世の中捨てたもんじゃない。
だが、待てよ。
最近チョコをいただくのは子供か、他人の妻か、すんご~く妙齢のご夫人ばかりなような気がする。
ストライクゾーンの女性からは、・・・・・・ナシだ。
いやいやいや、そんな失礼なことを言ってはいけません。
いただいたものは有り難く、修行僧のような気持ちで食すのである。
バレンタインデー万歳
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