お好み夜話-Ver2

けーきのいい毎日

昨夕、店に席の予約の電話がかかってきた。

何人様で何時頃 ? と訊ねてもなんだかぎこちない東北なまりっぽい女性の声、どうも怪しいと思ったら「akkoママ」であった。

彼女はよくこうやっておちゃらけて電話をかけてきたが、ママになってもそれはかわらないようだ。

しかしマゴ来るとわかり、ジジババは喜んだ。


ところがマゴが来るその前に、蟒蛇の姐さんと古の悪魔がカウンターにつき、来るべき老老介護の悲しい悪魔会議がビールを飲みながら開催された。

だがふたりのかつての悪魔達を目の前にしても、ファスティング2日目で20㎞以上走っているオヤジの決意は揺るがず、一滴も飲まなかったのは節制の賜物である

千葉方面から車でやってくるマゴは渋滞に阻まれてなかなか到着せず、店は生ビールを飲む方がたくさんいてけっこうバタバタして焼きと洗い物に追われていたが、カウンターは親子3人分確保していたので

やがてマゴが到着して、かあちゃんはすぐに小さい花束とケーキを頂いてしまった。

おおっ、本日も誕生日が続いていたのかなんとかあちゃんは幸せ者だ。

こんなにケーキのいい毎日が続くなんて

ひとしきり食べるものを食べて落ち着いた頃、頂いたケーキにロウソクを灯し、小さい口で何度もフーフーして火を消しHappy🎂。

3年間以上泣き続けられたけど、すっかりお兄ちゃんになってなんでもお話しができるし、可愛いったらない。

しかも、電車のDVDかなにかで覚えたという「高原列車は行く」を歌っちゃうのには驚いた。

「古関裕而」作曲の往年の名歌謡、悪魔連合が思わず涙がチョチョ切れちゃう清々しいメロディ。

4歳児の歌声に唱和してしまい、カウンターは昭和の歌声喫茶のよう。

舌ったらずで字余りのチャラチャラした歌ばかり聴いている今の若者達よ、聴くがよい昭和の名曲を

作詞 丘灯至夫  作曲 古関裕而
昭和29年 「高原列車は行く」

♪ 1 汽車の窓から ハンケチ振れば
  牧場の乙女が 花束なげる
  明るい青空 白樺林
  山越え 谷越え はるばると
  ララララ ララ ララララララ
  高原列車は ラララララ 行くよ


2 みどりの谷間に 山百合揺れて
  歌声ひびくよ 観光バスよ
  君らの泊りも 温泉(いでゆ)の宿か
  山越え 谷越え はるばると
  ララララ ララ ララララララ
  高原列車は ラララララ 行くよ


3 峠を越えれば 夢見るような
  五色(ごしき)の湖 飛び交(こ)小鳥
  汽笛も二人の しあわせうたう
  山越え 谷越え はるばると
  ララララ ララ ララララララ
  高原列車は ラララララ 行くよ ♫



しかし残念ながら、すっかり記憶の曖昧な悪魔連合は、この歌を歌っていたのが「藤山一郎」だとばかり思っていたが、じつは「岡本敦郎」さんであった。

ヤバイよね、ヤバイよね、高原列車は ラララララ アルツの丘を行くよー・・・・


マゴはおネムになり、ハイタッチして別れた。

そしてまたまたオヤジは、ママにバレンタインデーのチョコを頂いてしまった。

ファスティングが終わって復食期間になったら、ありがたく栄養補給に頂きます

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