お好み夜話-Ver2

遺伝子が芋を呼ぶ⁉

さいきん何度かいらしたご夫婦は鹿児島の方。

旦那さんの仕事は鹿児島のマスコミ関係で、東京に転勤してまだ日が浅く、まともな焼酎を飲ませてくれる店を探していてモグランポに来てくださった。

芋焼酎の本場の方からお褒めを頂き恐縮至極だが、その方の酒情報は仕事柄まことに豊富で、先日出した「野海棠」が鑑評会で受賞したときにもその場にいらしたということで、蔵元や蒸溜所のことを事細かに把握していて頭が下がる。

しかし地元の方も知らない、飲んだことのない焼酎をチョイスしているわけで、それはこの酔っ払いオヤジの面目躍如躍如と自画自賛。

わかってくださる大人のお客様が通ってくださるのは本当にありがたいことだ。


まあいろいろな裏情報などを伺いながら、ふとこのオヤジの苗字の話しになった。

このオヤジの苗字は鹿児島にすごく多い名前だそうで、某蔵元も同じ漢字だから親しみがあるのだが、はて?

父親と母親は養子に養女で、父親の家系はどこの馬の骨か知らず、母親の家系は甲府のようで、祖父の本家は新潟で祖母は静岡だ。

ちっとも鹿児島=薩摩とは縁がないが・・・・、まてよ??⁉

そういえは祖父の叔父という人は、若かりし頃西南戦争に出兵した近衛の騎馬隊にいたと聞いたことがある。

昭和の初期の古写真に、真っ白な軍服に勲章をつけたその叔父が金のサーベルを身につけたものを見たことがある。

母親によるとその叔父は、颯爽と白馬に乗ってやって来たという。

それから幾星霜、子供の頃父親のタンスの奥にその金のサーベルを発見してドキドキしたことがあった。

悪ガキは成人して、その金のサーベルを売っぱらっちゃおうと家捜ししたがなかった。

あれは幻だったのか? あったとしてもヘタに売っぱらっちゃったら銃刀法違反でお縄になったかもしれんが・・・。


そんな事を思い出し、ひょっとするとオヤジのルーツは鹿児島=薩摩にあり、だからいま芋焼酎にこだわっているのか???

う~ん、芋焼酎を飲んでじっくり考えてみよう。

夜は長いぜ、悩めよオヤジってか😬

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