ホワイトアウトの朝

雨がシトシト水曜日、走るのを諦めてiMacを立ち上げた。

ジャ～ンという起動音を確認してトイレに行って戻ってきたら、画面が見事に真っ白

ハードディスクが回ってる音もせず、カーソルもなんにも表示されず、ただ真っ白のディスプレイ。

ははあ、ここ数日なんとなく動作がおかしい感じがしていたが、ついにヘソを曲げたかiMac。

いつまでもOSをMavericksに変えないでいたところへ、先日とうとう次期OSのYosemitetが発表されちゃったからストライキにでたか。

フン、そういうふうにスネるところはマシンが新しくなっても変わらんな、林檎屋め

だがその程度でオタオタするほど林檎歴は浅くない。

20数年前のマシンなら引っぱたいたりお祈りしたりしたが、おかげさまで起動しないマシンを叩き起こした経験は多々あるので、粛々とその作業をするだけだ。

まあとりあえず、⌘＋option＋P＋R。

ハイ、復活

でも念のためディスクユーティリティを開き、ディスクを検証する。

iMac本体はほどなくサーチが終わりトラブルはなかったが、Time Machineでつながっている外付けHDは2テラもあるから2時間ほどもかかる。

その間は仕方がないから、部屋を片付けることにした。


まずは、処分するつもりでまとめて置いておいた録画済みのVHSテープを袋に詰め、ばあさんの最後の遺品から捨てる物ととっておく物を分け、気合いを入れてベッドとソファーの大移動をした。

掃除機をかけ雑巾がけをし、フローリングを磨き、まだ発見されていない金目の物を探したが、大汗をかいただけで徒労に終わった。

しかし部屋はきれいになり、広々とした

あとは本棚とDVDを収納するラックを設えれば、iMacをのせたデスク回りはすっきりして作業がはかどるはずだ。


そうこうしているうちにHDの検証は済んで、問題なしと表示された。

まあだいたいそんなもんだけど、用心して不要なファイルなどを消去したりしてHDの容量を減らしておこう。

ホワイトアウトの朝を迎えたおかげで部屋の中が片付き、またひとつシアタールームの復活が見えてきた。

ま、その前にメニューだよなぁ