お好み夜話-Ver2

のうほう⁈ 開き直る患者

同室の爺さんたちの痛がる声や、オシッコやオムツをかえるのを手伝うナースたちの声と、空調の冷気の寒さでおちおち寝ていられず、絶食8日目の諦念で午前4時から窓際でスクワットなんぞしてる始末。

やがて6時になり7時になっても、毎朝の検温・血圧測定にナースが来ない。


昨日、ナースと医者に開き直ってエレンタールを拒否し、今後の方針を示せと子生意気なことをほざいたためだ、と思う。


エレンタールを飲みはじめて、3日目もさらに倍量で薄めたのを一日がかりで飲めと指示が出ているとききちょっとキレたのだ。

飲むときまってピーャラドンドンで体重は落ちるわ、声はかすれ体力は落ちるわで、これ以上薬でもないマズイ栄養剤を続けたら逆に病んじまうと突っぱねたのだ。

それより検査結果と何が原因かという見解を聞きたいとナースに言ったら、即医者が飛んできた。

医者といっても大先生の使いっぱみたいな、なりたてホヤホヤな感じの推定年齢26、7歳くらいの真面目そうな娘だ。

お姉ちゃん先生ちょっと慌てた感じでこっちの言うことをメモをとりながら聞いて、検査結果とCTの画像を見せられた。

するとその画像に、

膵臓の中ほどに黒い影が⁉️

これは嚢胞だという・・・。


「嚢胞(のうほう)とは液体の入った風船のような袋のことで、膵臓の中もしくはその周囲にできた嚢胞を膵嚢胞と呼び、炎症の結果によって出来たものや腫瘍性のものまで様々な種類がある。放置してよいものから、手術を行うべきものまで、診断結果によって治療方針が大きく変わる」

ということで、

「膵嚢胞の検査は、CT検査、MRI検査、超音波内視鏡(EUS)を用いて行い、より詳しく状態を知ることができる超音波内視鏡(EUS)は、内視鏡の先端に超音波装置が付いており、胃や腸の壁を通して膵臓の観察が出来る」

とのことだ。

素人考えですぐ「癌⁉️」なんて思ってしまうが、これは検査してみなきゃわからない。

なぜ前回の入院でしたCT、MRIでこの嚢胞がわからなかったのかという疑問もあるが、そういうことはままあるのだと言われてしまえば何も言えない。

でも今の時点で嚢胞がハッキリクッキリ写っているのだから、より詳しくわかる超音波内視鏡をやらない理由はないだろうと主張すると、一言「検討します」と逃げるように去った。

こんな話をしている時に、ひょっとして昔紫のダブルのスーツを着ていたおデブの時、ヤクザを泣かせてしまったガラの悪い口調や態度や目つきがででしまったのでせうか😮‍💨


そんなやりとりがあっての入院7日目、ナースが心なしかよそよそしく、点滴だけ変えにくるがほとんど放置状態。

開き直り効果か、エレンタールはなくなり、代わりに重湯がでた。

午後3時をまわって、お姉ちゃん先生がやってきて、超音波内視鏡検査を来週月曜日にすることに決めた。

検査結果がすぐに出なければ水曜日くらいには退院して、後日外来に聞きに来るということになった。


よし、やっと目処がついたが・・・。

検査してなにがでるか?

ひょっとして手術になるのか?

ダメ押しの癌がでるか?

嗚呼、毎年ハラハラドキドキ、life is wonderfu ‼︎ ですばい🤣

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