お好み夜話-Ver2

最後?の点滴

昨日は素っ気なく放ったらかしのように感じたナースだったが、今朝はそんなことはなく、やたら陽気で元気がよく声のでかい「柳原可奈子」みたいなぽっちゃりなナースと、歯に絹着せぬ物言いのさながら毒舌「マミちゃん」のようなナースが入れ替わり立ち替わりやってきた。

相変わらず点滴は右腕に刺さったままだが、7日間も同じ場所なので時折痛く疼き腫れぼったい。

で、毒舌「マミちゃん」似のナースに左腕に差し替えてもらい、

「オッケー、これで大丈夫だよん」

とか言われて引き続き継続。

(ね、それぞれのナースの性格やら忙しさの度合いなのだよ。こんなポンコツが何言おうと、ナースのお仕事にはなんの影響もないのですよ、チエさん。心配召されるな😜)



この点滴「ソルデム1輸液」はすご〜くゆっくり時間をかけて体の中に入ってくる。

輸液が落ちる時間が容器にマジックで書いてあり、終了は午前0時。

その間抗生剤や膵炎の点滴、胃薬などが注入され一時停止、午前0時からまた新しい「ソルデム1」が繋がれてオールナイトで続くのだ。



点滴が一滴💧一滴💧落ちる速度をナースウォッチと睨めっこして調節しているナースの姿は真剣ながらも微笑ましく、それでも個々のナースによってそのやり方は違い、ある娘は歌のリズムを取るように腿の脇をポンポンと叩き( 可愛い😍)、またある娘は耳にウォッチをあててやったりしてる。

この様子を観察することくらいしかなんの楽しみもなく、その時に軽口を叩いて笑かしたりしているが、もちろんベテランはナースウォッチなど使わないのでそんなことはしない。


さて、重湯から一夜明けて今日から三分粥になった。

前回入院するまで、この歳になるまで重湯なんてものを食したことはなかった。

食すというよりも飲むといったほうがいいが、重湯ってものを見たのも初めてだった。

だいたい粥に重湯→三分粥→五分粥→七分粥→全粥なんて段階があるなんてことも意識していなかったし、中華粥とか若い娘のちょっとしたブームみたいになった時も、なんであんな病人みたいなもん食うんだろうと思ったものだ。

今やその病人だ😰

だがせっかく開き直ったおかげで勝ちとったお粥さん、ありがたく頂戴仕るm(_ _)m



午後、お姉ちゃん先生「アヤカちゃん」がやって来て、月曜日に受ける超音波内視鏡検査の同意書にサインした。

麻酔を使うし、もしかしたら生検で組織を取るかもしれないため同意書が必要なのだ。

そして、明日から五分粥になるので点滴は今日で最後になるといわれた\( ˆoˆ )/


しばらくすると、新しく入ってきた患者がその超音波内視鏡をやったばかりで戻ってきて、医者と話すのをダンボ耳で聞いたところ、その患者は膵臓の管に石ができて膵液の流れを塞いでしまっていたそうな。

どう治療していくかまでは隣の爺さんがうるさくて聞き取れなかったが、やはり七転八倒の痛みだったようだ。

生涯の痛みトップスリーに入る石の痛み😖

嗚呼、おいたわしや・・・。


だが、過去に石の苦しみを体験し、親も石持ちだったイシのカタイ遺伝子を持つこのポンコツだから、ひょっとしてひょっとするとあの嚢胞や膵管に石があるのかもしれない。

もし石だったら、それを取らなきゃいつまた何時激痛に見舞われるかわからない。

イヤだなぁ😑

癌でも石でも放っておいたら七転八倒冷や汗ダラダラだもんなぁ。


😔心配のタネは尽きまじ・・・。

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