お好み夜話-Ver2

フナッシーといわれイケメンといわれた夜

ゆる~い決意は脆くひと晩ももたなかった👎


昨夜はカウンターが賑やかで、温泉帰りの「チエ・ミツ」夫婦にお土産を頂き、まだまだ新婚みたいな「シゲ・ミキ」夫婦にもお土産を頂き、久々に顔を見せた彼らに誘われて「ムッちゃん」と「ホリちゃん」もやってきて、話が弾んだときはまだ我慢できたのだが・・・。

それからしばらくして、定休日で昼から飲んでいたという「一喜」のママが酔眼もあからさまにやって来て雲行きが怪しくなった。

まあこのママ、むかしお嬢様いまど天然だから、酔っていようがいまいがトンデモ発言をすることはわかっていたが、このオヤジを「フナッシー」に似ているなんて言いやがった。

どこが似ているんだと問うと、黄色いエプロンをしているからだという❓

その思考回路がどこからくるんだかわからないが、とにかくひとりで飲むのは寂しいから付き合え、ワインを飲むから付き合えと、決壊寸前だったダムのようなオヤジの決意を軽く吹っ飛ばしてくれた。

一杯飲んだらもう、やめろっといわれても、勝手にやっちまうのだ。

1年間で3㎏も太ってしまったと「一喜」のママがホッペタピタピタ叩き、どうしたら痩せられるんだとタバコを吹かした。

ちょうど居合わせた「カーブス」のスタッフの女の子とほぼ同時に「筋肉をつけること !! 」と告げると、口をとんがらして「だってぇ・・・」なんて乙女チックに拗ねてみせる。

ここにも薄々感ずいている現実をかかえた同年輩がいたのだ。

フン、ひとのことを「フナッシー」なんて言いやがって、こんど「一喜」に乱入してウサを晴らしてやるぜぃ‼️



賑やかだったカウンターもひとり、ふたりと去り、そうなるとスイッチをオフにしたかのように「ホリちゃん」が酔っ払う。

これ以上ポンコツになる前に腰を上げ、彼が帰ったあとはテーブル席のはじめて来たカップルだけになった。

彼女はノリがよく、日本酒でほろ酔い「いい店ですねぇ、お兄さんもイケメンだし😊」なんて言っちゃってくれる。

だいぶお世辞だとしても「ナカッちゃん」以来のお兄さん呼ばわりだし、「フナッシー」と言われたあとのイケメンだし、悪い気はするわけがない。

「今度ひとりでカウンターに座ってもいいですか❓」

もちろん👍女子は大歓迎。

すると彼氏、

「エッ、オレ誘ってくれないんすか⁉️」

なるほど、彼女が年上で、付き合ってるっていうわけじゃないらしい。

ひとしきり飲んで上機嫌で店を出るとき、

「はじめて来たけど、お兄さんイケメンだし優しいし、お好み焼きおいしかったー」

いい娘じゃ、いい夜だ、このいい気分をもう少し持続させるために、もう一杯( ^ ^ )/□

みなさんありがとうございました🙏🙏

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