お好み夜話-Ver2

けっきょく原始人な晩餐🍖

9月の終わりの水曜日、仕事は休みとはいえ毎週何かしら予定が入っていたけれど、この日はまったくな~んも予定がない。

天気も良いからとりあえず走るかと、土手に出て河川敷を千住新橋へ向かい、橋を渡って対岸の河川敷を堀切橋方面へ。

この対岸を走るのはもう3年半ぶりだろうか?

いつもと違い目線が少し変わって新鮮だ。

陽射しを浴びて汗は出るが、風は爽やかで秋の涼しさがある。

ごくごくゆっくり走って堀切橋を渡り、隅田水門のところから首都高6号線の下の裏道を進んで墨堤通りを渡り、水神大橋を渡って汐入公園に入った。


走りながら考えていたのはその日の夕食の段取り。

前前日に冷凍庫から肉の塊を出して冷蔵庫で解凍して、前日の夜に香味野菜を刻んで肉と合わせて赤ワインでマリネしておいたのだ。

まる1日マリネした肉と野菜を分けて、肉を焼いて野菜を炒め、マリネした赤ワインにさらに赤ワインと無塩の野菜ジュースを足して煮込む・・・、ここまで考えてヨダレが出そうになり、気がついたら歩いていた。

汐入大橋を渡り終えたところでランニングアプリをストップして見れば、9.7㎞であった。


自宅に戻りシャワーも浴びずにキッチンに立ち、マリネした肉と野菜を取り分けて、フライパンにオリーブオイルをひいてお肉をジュ~ッ😆

尻尾じゃシッポ、牛の尻尾、テールってやつね。

テールスープは作ったことがあるが、牛テールの赤ワイン煮込みははじめてじゃ、シャレて言えば「オックステール」っやつね。

こんなお肉が躊躇なく食えるようになったのは透析のおかげだが、タンパク質に含まれるリンに気をつけないといけないのは相変わらずなんだけど、まいっか久しぶりだし🤣

上だか下だかわからない拳大の骨付き肉に満遍なく焼き色をつけ、次に香味野菜を炒めた。

シャワーも浴びず着替えもせずにジュ~ジュ~やっているオヤジをみかねたかあちゃんが「煮込むなら圧力鍋使えばいいのに」といった。

なるへそ、圧力鍋という発想はぜんぜんなかった🤔

そりは時短でございますと、肉と野菜を圧力鍋にぶち込み、マリネした赤ワインと追加の赤ワインと野菜ジュースをドバドバと注ぎ、そりではあとヨロシク🤗 とシャワーへ。

普通に鍋で煮込んだら弱火でコトコト3、4時間かかるが、文明の利器を使えばアッチュー間だ。


シャワーを浴びて赤ワインの残りをペロッと飲み干し、少しマッタリしたら圧力鍋もオッケーになり、蓋を開けて味見すれば、おおっいい感じ👌

アクを取りながらもう少し煮込み、再び肉と野菜を分けて、煮込んだ汁を必要な分だけフライパンに入れバターを入れて煮詰めてソースを作る。

本当は煮汁を冷まして固まった油を取ってソースを作るのだが、外も薄暗くなってきて帰って来た小僧が飢えた犬のような目で急かすので、まいっかなのだ。


ソースを煮込んでいる間に、イカやエビ、ホタテなどのシーフードにゆで卵とアボカドをマヨネーズとドレッシングで和えてレタスやトマトの上にのせてサラダを作った。

ちょっと油が気になるけれどとりあえず完成。

生クリームをかけて「牛テールの赤ワイン煮込み」でござい。


素敵なディナーにはホークとナイフ、ナプキンこそしないがレストランあばら屋でございます。

圧力鍋で時短したもののもうちょっとホロホロになるぐらいにすればよかったが、まあ旨いが・・・、オイッ手掴みはやめれ‼

ナイフとホークはなんのためにあると思うとるんじゃ🤨

小僧、オマエは原始人かっ‼

か、かあちゃんまで🙃

た、たしかに骨の間のお肉はナイフじゃ厳しいが、口のまわりを油でベトベトにして肉にかぶりつき、素敵なディナーが原始人の晩餐になっちまったやんか~🤪


う、牛の尻尾は食べにくかった・・・。


さて、9月の最後を原始人の晩餐で終え、10月の予定はというと、透析クリニックの合間に医者の検査が5回、車のメンテまであり、またひとつジジイになっちまう。

今度の日・月曜日は店は休み。

下手すりゃこれが最後になっちまうかもしれないムフフな予定、あー楽しみ🤐

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