お好み夜話-Ver2

みちのく野郎3人旅-2

姥湯温泉の混浴露天風呂にまったり浸かっていると、若い娘の華やいだ笑い声が聞こえ、思わずタオルを取って狼狽える混浴🔰「ホリちゃん」。

だが、彼の妄想は杞憂に終わる。

女子たちは隣の女性専用露天風呂に消え、野郎どもはムッツリと白濁した湯にしゃがみ込んだ。

川と湯が流れる音と、蝉の鳴き声だけの静寂を堪能して岩風呂から上がり、火照った身体を気持ちの良い風にさらして乾かし、坂道をブラブラ下り、吊り橋を渡って車を止めた場所へ。

姥湯温泉に宿泊すれば、夜の染み入るような静寂と満天の星を満喫して湯浴みできるのだが、今宵は国分町だ。

上って来た道を渓谷沿いに、今度はひたすら下る。


やがて道はT字路に突き当り、左へ下ってしばらく行くと、突然山の中に廃墟の工場のような建物が現れる。

その壁に開いた入口を入ると、なんと‼

使われなくなって久しい錆びたレールが横たわり、向こうには無人駅があるではないか😳

そう、ここはテッチャンにはお馴染みの山形新幹線が停まる無人駅「峠」駅だ。

遮断機の下りていない線路をまたぎ越し、ホームに上がる。

駅員どころかカメラを持ったテッチャンすらいない無人駅、電光掲示板には東京駅でトラブル発生とあり、山形新幹線は来ないようなので諦めて車に戻りかけた。

がその時、レールを伝わる振動を感じ、列車の音が近づいてくる気配に野郎どもは顔を見合わせる。

慌ててホームに戻りつつカメラを起動しかけたとき、雪囲いの無人駅に山形新幹線が滑り込んで来て、停車せずにトンネルの闇の中へ消えて行ってしまった😨

この廃墟のような駅と最新の車輌のコントラストは、テッチャンでなくても写真に収めたかった、グヤジイ~😰

「峠」駅の隣りには名物「力餅」を売る店と食堂があって、「力水」が飲めた。



さてさて、風呂も入ったし「峠」駅も見たし、腹が減ってきました、いざ米沢へ。

待望の米沢牛ステーキをいただくお店はネットで調べ、武家屋敷のような構えの老舗のお店、女の子が無理やり迫られた時の拒絶の叫び、
「やめて~、よして~ !! 」
みたいな店名の「吉亭」。

車を駐車場に入れてふと見ると、なにっ ‼

や・す・み・・・・😱

お盆過ぎてるし、ネットでは営業しているハズなのにぃ・・・・👎

くそうアテが外れた、だが道道「米沢牛」の看板を掲げている店は何軒もあったから、こうなったら意地でも「米沢牛」にありついてやる。

だが、車で彷徨うもどこも休み。

水曜日はこの辺りも定休日のお店が多いのか⁈

仕方がないので駅前まで行って、米沢駅の目の前のお店「東洋館」に入った。


待つことしばし、「よ・ね・ざ・わ・ぎゅ~」のステーキ3800円也。


う~ん、期待が大きすぎたか・・・、やはりステーキは鉄板を前にしてシズル感で食すのが一番かも。

次は仙台じゃ✌

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