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この展示会は、ラーメン・パスタ・そば・うどん・居酒屋・カフェ等々さまざまな外食に関わる食材や飲料・機器などの展示が行われていて、幕張メッセで毎年行われる「FOODEX」よりも外国ブースが少なくてコンパクトながら、見所も多くぎゅっと凝縮されたように前回行って思えたので、今年は3月の「FOODEX」を見送ったのだった。
当然アルコールの試飲も多く、車でないかどうか、飲めるか飲めないかのチェックもあり、招待状がなければ入場料5000円を支払うことになる。
今回もいろんな業者から何枚も招待状が送られてきていたので、行きたいという「チエさん」と「投げちゃん」も同行した。
受付して入場するとすぐにラーメンのブースがあり、豚骨やら味噌やらを試食。
次に「投げちゃん」が世界一うまい!(◎_◎;)と評する某チェーン店のチャーハンを凌駕する自動チャーハンマシーンの鮮やかな手際⁉️を見て試食、目からウロコ世の中上には上があるという事実、不確かな個人より確実なマシーンの実力を見せ付けられる。
前回のシーフードショー同様、会場内を半分もいった所でけっこう満腹。
そんな所へドイツビールの試飲、日本初登場という「アマゾンビール」の試飲、日本酒スパークリングの試飲、鳥取の純米酒の試飲等々、お酒のブースになだれ込む。
飲まないかあちゃんと「投げちゃん」には前もって、いらないとは言うな、飲む人間はふたりもいるのだから、どうぞと言われたらまず拒むなとクギをさしておいたので、元「東京蟒蛇クラブ」の残党ふたりはニンマリして余計に飲むのであった。
そして「霧島酒造」のブースでポスターをもらう手はずをとり、一昨年までは普通に「霧島」だったものが、どうして「白霧島」になったのかと訊くと、それもまでも通称「白」だったので「黒霧島」と対比させるために去年から正式に「白霧島」とラベリングするようになったのだという経緯を聞き納得。
そのうちモグランポで、「白」「黒」はっきりさせましよう飲み比べセットというのをやる予定であります。
そしてまたしばらく行くと、オヤジの焼酎人生で初お目見えになる蔵元と銘柄を発見‼️
それが手造り木槽・木樽蒸留の焼酎蔵「祁答院蒸溜所」だ。
読めないよねぇ「祁答院」って❓ 読み方は「けどういん」で、蒸溜所は鹿児島空港から薩摩川内行きのバスに約40分ぐらい揺られたところにある「藺牟田(いむた)温泉」の近くにあるそうな。
この蔵では、もろみを発酵させる容器にホーローや甕ではなく「木槽(もくそう)」を使い、さらには日本に一人しかいなくなってしまった樽職人の手による「木樽」蒸溜機をつかうというこだわりがある。
だから生産量が少なく限定流通しかしていない焼酎もあって、さすがに見たのも飲んだのも初めてだった。
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ガツン系ではなく優しい味だが、なかなか良いぞ。
これは覚えておき、そのうちとってみよう。
焼酎は奥が深くて、まだまだ知らない蔵元や銘柄があるのだ、勉強になった。
今回も冷凍物のすぐれものに唸り、ツユや出汁のバラエティーに驚き、
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各ブースの工夫に感心した。