お好み夜話-Ver2

神様の牡蠣にくじける

年が明けて春を待ちわびるこの頃、毎年のように誰かが旅立ってゆく。

今年は「ユキノちゃん」が6年過ごした東京から故郷広島へ帰ると、連日の送別会の合間を縫って挨拶に来てくれた。

思いがけないことに、広島のお父さんから娘がお世話になったと大量の牡蠣を頂いてしまった‼

ちっともお世話などしたつもりもなく、ただ一緒にお酒を酌み交わしただけなのに、まことに持って申し訳ないほどの素晴らしい広島産牡蠣をたくさん🙇🏻🙇🏻

ズシリと重い缶の中には殻付きの大きな牡蠣が20個ほども入っていて、思わず唾を飲み込み想像上の尻尾をバタバタと振りまくる始末。


禁酒中にご迷惑じゃないですか? と「ユキノちゃん」が言うが、ぜ、ぜ、ぜ、ぜんぜん、ぜんぜんイッツオーライの感謝感激雨あられの極みでございますです🤣

なんでもこの牡蠣は神様の島・宮島の御前で育まれた地御前(じごぜん)というブランドだそうで、缶ごとコンロにかけて蒸し焼きにする「じごぜん御前焼」がいいそうな。

すすす、素晴らしい👏

この神様の牡蠣を前にしてお神酒を嗜まないなんて、そんな不調法な、非国民のような真似はワテクシにはとてもできません。

謹んで味わせてもらいまするぅ。




ってことで、家に帰ってさっそく牡蠣の殻をタワシでゴシゴシ洗い、20個の牡蠣を半分缶の中に敷き詰めファイアーオン‼

火にかけること12、3分、缶の蓋には蒸気抜きの穴が開けてありそこから磯の香りが立ち上る。

それと同時に網焼きで4個ほど、汁が飛ばないようにアルミホイルでそっとつつみ火にかける。

もうその香ばしい磯の香で一杯やれちゃう、が😳残念ながら日本酒は料理用のやつしかない👎

ならばととっておきの赤ワインのコルクをキリキリと抜き、牡蠣の殻が開くのが早いかワイングラスに注ぐのが早いかと競いながら舌なめずり🤪

やがて蒸しあがった牡蠣を、軍手をはめて付属のナイフで殻を開け、素敵な汁がこぼれないように皿に並べる

す、す、素敵過ぎるディナーでございますと、牡蠣にレモンを絞り、もみじおろしをのせてツルルゥゥンと口中へ。

うまうまうま旨いぃぃぃぃ~ッ‼‼ と余韻のあるうちに赤ワインをグビグビッと・・・、至福の夜でございます。



どこのどいつだ、禁酒なんぞとほざいたマヌケは🙄

神様の牡蠣の前に無条件幸福であります。

「ユキノちゃん」お父さん、ありがとうございました🙏🙏

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