お好み夜話-Ver2

ガンバラン

昨日は暖かくて良かった。


河川敷を進んで千住新橋を渡って会場まで歩いて行ったらもう汗ばんで、ネックウォーマーなんてして走ったら汗だくになってしまうから早々に外し、それでも日なたでストレッチしてスタートを待った。

10時半、1900人の列が10㎞スタート。

小僧は3月の草加の大会以来9カ月ぶり、オヤジは10月の松本以来2ヶ月ぶりの大会だったが、どちらも今月はたったの2回しか走っておらず完全に練習不足。

しかしまあ10㎞だし、無駄に場数だけは踏んでるし、それほど無様な結果にはならないだろうとタカをくくりながらも、いつも最初だけ張り切って飛ばしてしまう小僧に注意しつつスタートしたがっ😳

ああ、やっぱり小僧突っ走る。

こら、抑えろ、ペース落とせと注意しつつGPSウォッチを見れば、なんと5分20秒で1キロ通過。

奔馬をなだめるように肩を叩いてペースを落とさせ、6分30秒に。

それでも3キロを通過するときはハアハアゼイゼイ、ただ1カ所のアップダウンでははやくも背中を押すことに🤨

1900人の参加者中せめて1000人以内でゴールしたいが、ちょっと目を離すとすぐにペースダウンする小僧にハッパをかけ、背中を押し押し⑸㎞を折り返す。

折り返して後続ランナーを見れば、まだ半分以内にはいるようで、小僧の目標タイム63分はまだ射程圏内と思われ・・・‼

おっと、ちょっと目を離せばズルズルと遅れる小僧、足踏みして待ち、たまに引き返し、背中を押す。

「ほら、あと4㎞だよ、頑張れ‼ 」

「頑張りません‼ 」

「じゃあ今夜メシ抜き‼ 」

「抜きではありませーん」

「抜き‼ 川内優輝みたいな苦しい顔の演技するな‼ 」

などと掛け合いをしながら走っていると、自分にハッパをかけられていると思うのか、まわりの人がチラ見して追い抜いてゆく。

小僧と走るとこんなことは毎度のことで、だいたいそのとき一時的に抜いていった人をやがて抜き返すのが常だ。

しかしこれほどヘタレとは思わなかった、ひょっとして小僧に置いてかれるんじゃないかと弱気になった己がバカだった。

それにしても、背中を押し続けるのはちょっとしんどくなってきた。

あと2㎞、最後くらいダッシュしてゴールしようと話しかけるも・・・ん、靴ずれ⁉

右足の小指の先が痛い。

今まで靴ずれなんて、フルマラソンでも一度もない、のに。


だがしかし、もうここまでくれば小僧も自力で走ってくるだろうとペースを上げた。

結果、オヤジ62分20秒、小僧63分40秒でなんとか目標達成😆

ゴール後シューズを脱いだら、ランニング用の5本指ソックスの小指の上に穴が開いていて血が出ていた。

どおりで痛かったわけだ、このソックスも5年くらい履いているし寿命かな。

ゴール後も暖かくて快適で前回と大違い、会場内の出店でコロナビールが売られていたのでスポーツドリンク代わりにゴクゴク。

足の指が痛くて少し足を引きずり気味に歩いて帰った。


翌日、筋肉痛v(^_^v)♪

足じゃない‼

小僧の背中ををずっと押していた
右腕じゃぁぁぁぁ~‼


年内最後のガンバランが終わった。

来年はもうちょい練習しなけりゃ🙄

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