葛西用水沿いに大谷田の交差点を突っ切り進むと、用水はやがて垳川と交わりTXの高架下をずっと先まで続いている。
そのまま行けば荒川にぶつかるのだが、そこまで行っちゃったら帰ってくるのが切なくなるぐらいの距離だから、TXの高架の手前を右折して中川の方へ向かった。
今度は中川に沿って進み、伊勢野の交差点から橋を渡って三郷へ入る。
県道54号線を水元公園に向かい、戸ケ崎の交差点から県道67号線を進んで水元公園へ入る手前で左に折れ、そのまま大場川沿いを走ってみさと公園に入った。
ここまでで17㎞ちょっとぐらいなのに、ふくらはぎと足の裏が痛くなってきた。
「かすみがうらマラソン」の後、17㎞を越えて走るのははじめてだったから練習不足なのだろう。
いや、それとも毎晩飲みすぎで鈍っている ⁉️
暑くて暑くて、もうペットボトルの水を2本空けた。
ふと川を見ると、鳥が水を飲んでいた。
なんの鳥かはわからないが、足をピンと伸ばして頭を下げて水を飲む姿を見て、そういやキリンもあんな格好で後ろ足はピンと伸ばして前足を開いて、あの長い首を水面に下ろして水を飲んでいるな、と思った。
そこで疑問が湧いた。
キリンって身長は5mくらいだから、心臓と頭=脳までは2mほどもあるだろう。
この高さまで血液を送るのだから、キリンはさぞ高血圧じゃないのか❓
だとすると、水を飲むときに頭を下げ、また上げた途端にクラクラッとド貧血になっちゃうんじゃないかと思いきや、実際はそうじゃない。
アイツら、これだけの落差なのにどうしてハイパーテンションじゃないんだろう⁉️
ペットボトルの水を飲みながら、しばし考えた。
考えたが、分かるわけがないから、ま、いいや😁とまた走り出し、みさと公園から水元公園に入って入り口まで走り、ゴールの「明神の湯」までもうひとガンバリ。
「明神の湯」にはかあちゃんが着替えも持って行ってくれているから、リュックの中は軽い。
最後は少しダッシュして終わり、22.78㎞。
ゆっくり風呂に浸かり、ふくらはぎと足の裏をよーくマッサージした。
風呂上がりに生ビールを飲みながら、先ほどの疑問「キリンはハイパーテンションなのか❓ 」を調べた。
だいたいアイツら、どうして首があんなに伸びちゃったんだろう❓
調べたら、ダーウィンの進化論ではわからないんだそうな。
キリンの祖先には首の短いヤツらもいて、長くなったヤツと短いヤツの中間の化石はないらしく、つまりミッシングリンクだということ。
一説によれば、神様の仕掛けたDNAに元からプログラムされていたとか、ウィルスによる進化という話もあるようだが、謎ですな。
で、心臓からあんなに落差のある頭を上げ下げして、なんでヤツらはド貧血にならないのか⁉️
なのだが、
キリンは脳内の血液が急に増えたり減ったりすることを防ぐために、ワンダーネットという毛細血管のかたまりがあって、そのワンダーネットという毛細血管がバッファーの役割を果たし、血液の急激な変化を防ぐんだそうな。
ふーん、やるなぁキリン。
感心したからキリン=一番搾りが飲みたくなっちゃったよ・・・。
このオヤジの首にも、ワンダーネットみたいな仕組みがあるといいのになぁ。
ハイパーテンションから脱するまで、首をながーくして待ってるちゅうわけにもイカンしなぁ😩
しかしまあ走って考えたおかげで、オヤジまたひとつ賢くなっちまったなぁ😁
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