はい、そして気になった方いませんか?
そう!文字の色が緑!黒じゃない!
これ、例の彩煙墨なんです。
利休茶というのはこの墨の色の名前。
前々回のブログでご紹介した〝紀州松煙〟さんの彩煙墨がこちら!
いい色揃ってますね!
彩煙墨というものを初めて使ってみましたが、感想をひとことで言うと楽しい。
そして難しい!
柔らかくてすると簡単に色が出るのですが、濃度がいまいちわからないのと、恐る恐る書いてると乾いてしまって思ったように色が重ならないんです。
〝紀州松煙〟の職人さんに似顔絵を描いてもらった時に、乾く前に書かないとダメなんだよと言っていた意味がよーくわかりました。
こりゃ慣れるまで頑張らないと!
それでも新しい道具が増えてウハウハの私。
見ているだけではわからない、やってみて気づくことっていっぱいありますよね。
そういう出会いが嬉しかったりもするのです。
さて、やってみて難しさに気づくもののひとつに、伊勢型紙もあります。
こちら、伊勢型紙の彫り師、那須恵子さんの体験キット。
今回ついにキノコ柄をゲットしましたよ。
以前オンラインで体験をさせてもらった際に、その難しさと面白さに時間を忘れて没頭していた私。
難しいっていったって素人が体験でできる範囲のものだし、実際に職人さんが使うような刃物ではなくデザインカッターという楽な道具を使っているにも関わらず、難しい!
だけど人はなぜか難しいものほど何クソとなってしまうものなのですよね。
いやぁ実際に型紙を切るという体験をすると、那須さんの彫った型紙を目の前にした時に、職人さんの凄さがよりドドドンとビシビシンと伝わってくるんです!
本当に尊敬しかないです!
そんな飾っても素敵な型紙ですが、やはり元々は染めの道具。
実際に型紙を使うという体験はぜひしていただきたい。
このように職人さんが切ってくれたありがたい型紙も販売されているので、私はこれらを愛用しています。
どれも最高!
ちょちょっと染めてお手紙を出すと喜ばれるのですよ。
なんて素敵なアイテム!
さて、次は何の柄を集めましょうかね。
皆さんもいざという時に役立つので、コレクションすることをオススメします。
(伊勢型紙・那須恵子さんの商品はこちらから)
https://marchel.goo.ne.jp/kataya2110
(③へと続く)