超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波プローブ(超音波システム研究所)

2025-02-03 15:51:28 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブ(超音波システム研究所)


超音波システム研究所は、
下記の通り、オンラインセミナーを行います。

日程/時間 2025年 6月 4日(水) 10:00~12:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト)電子ファイルをダウンロード
受講料
通常価格: 24,200円 (消費税込)
早割価格: 19,360円 (消費税込)
講師 超音波システム研究所 代表  斉木 和幸
主催 株式会社 テックデザイン https://tech-d.jp/

詳細 https://www.tech-d.jp/seminar/show/7797

Ⅰ.はじめに(概要)

Ⅱ.超音波測定の原理
 * 超音波の発振・受信

Ⅲ.超音波の伝搬現象――液体・気体・弾性体――
 * 超音波素子・超音波プローブの製造・評価技術
 * 超音波の発振条件
  (出力、波形、制御)
 * 超音波の受信条件
  (音圧レベル、伝搬周波数、ダイナミック特性)

Ⅳ.超音波測定事例
 * 各種製造装置の振動測定
  (洗浄機、工作機械、めっきライン、・・)
 * 超音波洗浄・攪拌装置の最適化
  (キャビテーションと音響流の最適制御、・・)
 * 表面状態に関する超音波検査
  (音圧データの非線形解析、応答特性、・・)
 * その他(ノウハウ)
  ・変化する振動現象を測定解析する技術
  ・複数の超音波の送受信特性を利用技術

<本講座での習得事項>
 1.超音波測定の原理を理解出来る
 2.超音波が伝搬する現象を理解できる
 3.超音波測定を簡易実施・検討・開発できる

<講義概要>
 洗浄や計測、加工などの超音波の利用において発生している現象には
沢山の条件があり、それぞれの影響が複雑に関連しています。

 その中でも対象物に伝搬する超音波の状態に関しては、
測定・解析装置の開発を含めた研究が少ない状況が続いています。

 超音波の伝搬状態を利用目的に合わせて最適化するためには、
現状では最大10~200MHz程度の周波数範囲での音圧測定解析が
必要となることが多くの実施例からわかっています。

 一例として、各種製造装置などの物理作用として振動現象を利用する
振動現象の場合は、装置の設置による床面などからの低周波振動現象と
装置固有の振動現象に加え、対象物・治工具etcの振動現象が
相互作用により複雑に変化しています。

 こうした事例ではダイナミックな非線形性の振動現象が
発生しているため、振動測定による音圧データの解析と非線形性の
確認を行うことで、振動状態を管理することが可能となります。

 しかしながら、こうした最適化・効率向上を実現するには、
使用者の論理的な学習と振動計測に関する理解が必須です。
特に、超音波振動に関しては音圧データの非線形性に関する
測定解析の知見が非常に重要となります。

 経験や類似の成功事例だけでは、目に見えない瞬間的な共振現象と
(超音波刺激の強い)非線形現象の判断は難しい状況です。

 本セミナーでは初心者向けに、
超音波の振動が伝搬する現象に関する基本的な事項について、
これまでの実績に基づいた事例を含めた説明を行います。

参考

オンラインセミナー
超音波の音圧測定・音圧データの解析・評価・最適化のポイント
http://ultrasonic-labo.com/?p=14821



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