ひさしぶりにAQ歌会に参加しました。
わたしの歌は、言葉の整理がたりなかったようで、
波乱万丈だったのが父母だと伝わらなかった方もいました。
さて、2ヶ月の入院、3ヶ月の自宅療養をへて、
6月から事務局でバイトをはじめてから、もうすぐで1年になります。
早く仕事復帰したくて夢中で過ごしてきた1年でした。
今、振り返るとかなり前のめりに歩いてきたような気がします。
これからは、ゆとりをもって日々をきちんと過ごしていきたいです。
それは、きっと健康にもいいことかなと思っています。
1年ごしの部屋の片づけがやっと終わりました。
病気になって、初めてちゃんと部屋をかたづける時間を持てたかもしれません。
休めというサインだったのかもしれません。
でも、これからは、もう病気のことは気にしないで生きていきたいです。
家族や優しい皆さんのおかげで、もういいという気持ちになれました。
病気の話はもうやめて、じょじょに、未来のことを語れるようになりたいです。
さて、この作品、言葉はちゃんと整理されていますよ。
「波乱万丈」がご両親にかかることも、「一大事」はお孫さんができたのではないことも
読めばわかるはずで、わからない人がおかしいと思いながら
いろいろなコメントを聴いていました。
五行歌を楽しむ人々の中には、読解力のなさすぎる人がいます。
言葉とか文章にこれっぽっちの興味もなかった人々まで
集めてしまったからでしょうね。
横道にそれました。僕の場合ですが、言葉の整理というより心の整理がつかないケースが
あります。いちばん言いたいことは何かをツキツメずに詠んでしまう。
この日のAQでの僕のウタは、その点でも失敗していました。
読者の立場に立った目線と思い、読解力を超越して大切ですね。
ご健康を回復されているご様子がよく伝わってきて、うれしかったです。
ここに記されていること、おっしゃるとおりだと思います。
可能性を追い掛けてたら、まったく反対に読んでしまったぁ~。
まぁ、せっかくなので、間違った解釈への手順も、参考までに
記しておきますね。
まず、コチラの歌で一番目立つのは、やはり3行目。
『“今がいちばん一大事”と』の部分。
この部分のニュアンスを、どう読み取るかで、歌全体の色合いも
変わってきそうです。
解釈1 《いちばん》に《一大事》を重ねて在る。
案外、アイロニカルに、発言者を観察してるのかなぁ、とも。
解釈2 いや、そこまで意味を持たせないで描写した
実際の口真似なのだろう。
と、ここでは。それ以上の結論が出し得ずに、次の段階へ。
さてさて、歌全体のテーマ(あるいはモチーフ)は、何だろう。
ご本人の、出産とご結婚までの道のりかしら。
それともぉ…、ご本人のご病気のことなのかなぁ…。
◆もし、『ご結婚と妊娠』のことであれば…。
親御さんに認めさせるまでに、相当な山在り谷在りでご結婚され、
やっと認めてもらえたのが、お腹のお子さんの報告。
それからは、手を返したように、「大丈夫か、大丈夫か」
と毎日確認の電話。(微笑)
今までは、あんなに放っておいたクセに、孫となるともう
好々爺丸出し。
でも、それも、40年積み重ねた結婚生活という経験の為せる技か。
素直に、コチラも少し近付いて甘えて見ようかな、お腹の
子供のためにも・・。
(途中からは、詠者への感情移入口調で)
*この解釈だと、やはり5行目の《結婚40年目》までの 距離は、少し遠いけれど、何とか、言語上の矛盾なく、
解釈は成立。
◆もし、『ご病気』のことであれば…。
母ばかりではなく、普段は冷静な父までもが、
『いちばん一大事』だなんて。
ふふっ、おかしいわね。(微笑)
そろそろ、私も自分のことばかりでなく、周りのことも
考える余裕が出て来てるのよぉ。
結婚40年、いろいろと波乱万丈に過ごして来たのは、
お二人さんの方ですよぉ。
でも、うん、いろいろ気を遣ってくれて、ありがとねっ。
*う~ん、これでも矛盾なく成り立ちそうだぞ。
との思考がグルグル。
そこから先は、言語的な感覚で、
《それなりに/波乱万丈だったのに》が、どこへ掛かるのかを、
角度を変えながら探しておりました。
○文章は、やはり、先頭の行から素直に読むとすれば、
《それなりに~のに》⇒《今が》へ掛かる。
○モチーフが後者、の解釈で読むとすれば、
《それなりに~のに》⇒《気づかう》⇒《父母》。
う~~ん、どちらにも、最後の決め手が欠けてるかなぁ。
困ったぞ、どうしよう。。。
え~い、半分程度の確率で間違えるのが解っているなら、
オメデタイことを、マイナスと間違えるより、反対に
間違えた方が好いや。
との、思考が働きました。 まっ、3歳児なりにね。(笑)
どうぞ、お許し下さいね。
そうそう1年ぶりぃ。
長かったですよねぇ。
ちょこちょこHPを覗いてもおりましたし、本誌のお写真などで
拝見させて頂いてましたが、やはり、ご本人にお会い出来て
ホォ~ッと安堵致しました。
どぅぞ、無理はなされず…、
あっ、もう「前のめり」の発言を伺って、大丈夫だって
思ったんだった。
うん、大丈夫。
また、AQでお会い出来ればと、思ってまぁ~す。(微笑)
<蛇足的補足>
OKさまぁ。
そう、責めないでぇ~ん。(笑)
どんなことがあっても・・子を否定し切れないのが親なんですね。
コメントありがとうございます。うれしいです。
OKさんのウタ、すぐに作者が分かってしまいました(笑)
気持ちは、よく伝わってくるウタだったと思います。
もしかしたらOKさんの心酔度についていけなかったかもしれません。
わたしのウタも思いをツキつめなくて
中途半端な部分を残してしまってたように思いました。
病気という言葉を使いたくなかったばかりに、
曖昧な表現で読者を惑わせてしまいました。
ウタはいったん作者の手をはなれたら、
読者にゆだねられるわけなので、
どんな読者にゆだねても、
ビシッときめられる切り口で表現できるようになりたいです。
皆さんのおかげで、元気になってきました。
ほんとうにありがたいことで、うれしいです。
丁寧な解釈をどうもありがとうございます。
とても勉強になりました。
わたしも決め手にかけるウタだなぁと思っていたのですが、
時間がなかったので丁寧に推敲することなく
提出してしまったのがいけなかったと反省しました。
まどわせてしまって申し訳ありません~。
ウタづくりの参考にさせていただきます。
1年ぶりだったんですね。
HPのぞいてくださっていて、ありがとうございます。
わたしにはあっという間でしたが、
待っていてくださっていた方々には長かったのですね。
こちらこそ、またAQでお会いできるの楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
両親にはとても感謝しています。
結婚40年をすぎて、父母は波乱万丈に生きてきたのに、
それでも「今がいちばん一大事」と
わたしのことを気遣ってくれています。
わたしも両親にお返しができるように元気になりたいです。