うたのたまご

わたしの五行歌と、感じたことなど、きもちのままに。

最近読んだ本

2006-04-25 12:25:13 | きもちのままに
 平井たえさんの詩画集『叢の手紙』。抽象的な野の草花の絵と詩がまとめられている。読みごこちの良い本だった。詩は長いものもあれば短いものもあって、短いものは五行歌のようにも見えた。絵も詩も、対象となるもののなかで、しゃがみ込んで、じーっとみつめて、つぶやいているような温もりがあった。

 吉本ばななさんの『アムリタ』。主人公の弟とわたしが似ていると言われて気になったので読んだ。始めは難解な本だと感じた。でも読んでみて思ったのは、主人公と主人公の家族や亡くなった妹を通して、わたしたちとわたしたちの周りの魂と宇宙のつながりを、感覚的な言葉を使って、一生懸命、読み手に伝えようとしてくれたんだなということだった。

夜の電話で

2006-04-24 16:26:18 | きもちのままに
 夜、懐かしい方からお電話を頂いた。わたしに五行歌を教えてくださった方だ。最近ずっとお会いしていなかったので嬉しかった。昔は同じ職場で働いていたこともあったので、職場や家庭のこと、五行歌のこと、わたしの病気のことなど、いろいろお話した。

 退院していらい九時に寝ているのだが、しばらくしても寝つけないほど懐かしくて嬉しくて興奮した。それは、好きだったけれど何も言えなかった同僚や昔の仕事仲間たちが、きびしい職場でいまも頑張っている様子を聞くことができたからだった。

カルフール

2006-04-23 18:09:42 | きもちのままに
 久しぶりにカルフールへ買い物にいった。できたばかりのときは店内をローラースケートで走り回る店員さんを見て、いちいちびっくりしていたが、今でもびっくりする。普通のスーパーとは違う品揃えや商品の見せ方には、やはりわくわくする。

 おもにユニクロで春夏物のジャケットやポロシャツを買った。わたしの場合、背が高いし肩幅もあるので、サイズXLを探すのがたいへん。苦労しながらも、わたしとしては思い切って何着か購入した。

 わたしのわくわく度の割りには経営は厳しく撤退するというようなことも聞いたことがあるけれど、どうなってるのかなぁ。わたしも同じようなところで働いていたことがあるので、つい大変だろうな頑張っていてスゴイなぁと思って、応援したくなってしまう。

稲荷山公園にて

2006-04-22 16:21:58 | きもちのままに
 高校のときの友達と稲荷山公園の近くにあるにっくすというレストランでランチをした。二人で会うのは久しぶりだったので懐かしかった。彼女といると、とてもリラックスできる。彼女があまりにもありのままなので、こちらも背伸びしなくてすむ。

 珈琲が飲み放題の店だったので三杯もおかわりしたあと、まだ八重桜が満開の稲荷山公園を二人で散策した。土曜日だったので、家族づれやワンちゃんづれの人たちもきていた。キャッチボールやバトミントンをしている若い夫婦(カップル?)もいて、最近、身体を動かしていないなぁと思った。

 となりにある狭山市立博物館にも入って、横溝正史の作品と金田一耕助の特別企画展を見た。本の表紙絵の原画も展示してあり、ちょっぴりお化け屋敷のようで恐かった。よくこんな恐くて美しい絵が描けるものだ。

 彼女とは家が近いので、また会う約束をして夕方別れた。歩きまわって靴ずれまでできてしまったけれど、彼女からもらったこころのエネルギーのほうが多かったと思う。

在り得ない日々

2006-04-21 17:38:51 | きもちのままに
 昨日、所沢歌会に参加したので、今日は休養することにした。主治医からも「一日でかけたら次の日は休むこと」と言われている。毎日家族三人で、犬の散歩に行ったり、買い物したり、掃除機をかけたり、テレビを見たりしながら過ごしていると、こんな生活は入院前は在り得なかったなぁと思う。

 それに一緒にいると母が掃除機をかけるのはしんどそうだなぁとか、両親は結構仲がいいなぁとか、こんなに心配してくれるのは、いつかわたしが一人になるからなんだなぁとか、行動からも言葉からも伝わってくる。

 いつか、この入院は自分のこころを良い方へ導くためのものだったんだと言えるように、今はゆっくりと一日一日を積み重ねていきたい。