『不語怪神‑アルバンベルクのバイオリン協奏曲による幻想』
が出版されました。
『不語怪神』の第一巻にあたります。
出版社に出稿する以前の、習作ばかりを集めた作品集
となります。
小品や短編、出稿した作品であっても、古い原稿を
手直しして、注やコラムを新たに付けて、本にした
形になっております。
ウルタ君と出会うより以前の原稿ばかりです。
出版することを全く考えていない創作となりますので
読者を想定していません。ただ自己の技術や相を練る
ことをのみ目的として書かれた初期作品群であります。
ワープロデータとして保管してあった原稿をアムルタート氏に
お見せしたところ、まとめて出版すべきであると促されて
出版することになりました。
アルパン・ベルクのバイオリン協奏曲による幻想
副題作につきまして、動画も制作していただきました。
読むと自作、読まれると我が物では無い。
相即の無化が生成なのであります。
『不語怪神』にまとめられる原稿は後ほど増加する
見込みでありますが、出版は不定期となる予定であります。
本書におきましても、多大な御尽力と強い意志を以て出版実現
へと導いて頂いたアムルタート氏に感謝申し上げます。