Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

今、子供たちに足りないものは?

2007年04月20日 | サッカー日記
今教えている学年は、強いチームとたくさん対戦し、いろんな経験を積んでいます。潜在的な能力も高いものがあると思います。けど....、何かが足りない。先日の枚方市サッカー連盟の行事に参加して、はっきりそれがわかりました。

先週日曜日は枚方サッカー連盟の40周年行事でした。まず、枚方市内の19チームから各2名を選抜しての紅白試合、続いて市内の強豪高校チームの対戦(東海大仰星vs長尾高校)、最後に元セレッソ大阪の真中選手によるサッカー教室がありました。それに参加するために、担当する6年生を連れて行きました。

最初の選抜メンバーの紅白試合は、チームメートが参加するために、それなりにスタンドで観戦していました。しかし、次の高校生の試合になると、なかなかじっとして試合観戦が出来ません。隣の子にちょっかいを出しては騒ぎ出す始末。まあ、高校生の試合は、蹴り合いの様な参考にしてほしくない試合でしたし、そんなに面白い試合ではなかったので仕方がないかも。それでも、東海大仰星は高校サッカーの全国大会に出場するようなチームです。見て参考になることは多々あるはず。

そして、真中選手のサッカー教室。自分達がボールを使って練習する時は、それなりにやってました。その後の、ミニゲームでも自分達が試合をしている時も、それなりに頑張ってました。問題はそのあとです。早めにミニゲームが終わる組だったので、最後の方は何もやることがありません。それでも他のチームの子供たちは、別のチームの試合を見たり、空いているスペースでボールを蹴って遊んだりしていました。

ところが、うちの子供たちは、端っこで円陣を組んで座って座談会です。何を話していることやら。他チームの試合には見向きもしません。一人が円陣を離れたと思いきや、他チームの友達にちょっかいを出す始末。枚方市の19チームの中で最低でした

この子達は、たくさんの強いチームと試合をし、良い経験を積んでいるはず。強豪チームとも結構いい試合をするので、潜在能力も高いかもしれません。サッカーがもっと上手くなるにはどうすればいいかもわかっているはずなのでしょうが、意識が低すぎますね。自分が参加するときは楽しむことが出来ます。しかし、そうでない時に見て学ぶこと、サッカーが上手くなるためにいろんなことから何かを吸収しようという気持ち、そういったものが決定的に低すぎます。中には、高い意識を持った子もいます。しかし、意識の低い子がいれば、それは伝播します。

この子たちには枚方で一番強いチームになってほしいと思い、それなりに指導してきたつもりです。上手いプレーのイマジネーションを持ってほしいとDVDを貸し出したり、練習法もテレビや本で勉強もしました。しかし、子供たちには、うまくなろうという気持ちが、私が思っていたほどないようです。今が一番テクニックがつき、サッカーが上達するゴールデンエイジと呼ばれる年代なのに...。このままでは、枚方で一番強いチームにしたいという私の夢もかないません。

まあ、私の夢を子供たちに押し付けても、子供たちも迷惑なだけですよね。子供たちは、サッカーをただ楽しみたいだけ、別にそんなに強くなりたいとも思ってないようなので、私ももっと気楽にサッカーを教えなければ。けど、もったいないな~。いいモノを持っている子がたくさんいるんですけどね。あ~あ、本当にもったいない。早く覚醒してくれ。目覚めなさい。今の年代が一番重要なんですよ! 今、猛烈に足りないものは、本当に上手くなりたいという強い気持ちです。

今日は思い切りボヤいてみました


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