すっかり抜け殻状態になってしまいました。今日は、仕事にも身が入らないので、気持ちを切り替えようと、早めに帰宅して知事杯の振り返りをすることに。仕事ではよくやらされてますから。まあ、一区切りつけて、新たな気持ちで残り半年を6年生の指導ができるように...
本当に久しぶりの更新です。知事杯の対応でそれどころではなかったので。
9月10日の知事杯開会式の後、知事杯を担当することになり1ヶ月少し、この間は仕事以外はほとんど知事杯で中央大会に進出するためにどうすべきかだけを考えてました。9月10日の時点で会場提供していたこともあり、中央大会に進むには4連勝しかないことが判ってました。敗者復活のトーナメントが開催される29日が牧野小の修学旅行と重なっていたためです。そして勝ち進めば、同じように会場提供をしているガンバ門真と3試合目に対戦するであろうこともわかってました。
この1ヶ月は、他のチームには失礼ですが、ガンバ門真に勝つことだけを考えて、チーム作りをしました。また、2次トーナメント以降は大人用のピッチでの試合になることも考えて、20人のエントリーメンバー選びもしました。20人といっても本当に勝負がかかった試合では、そんなにメンバー交代はできないので、ベンチにいてピッチの選手を奮い立たせてくれそうなメンバーを入れました。6年生の総力を結集して知事杯で中央大会出場を勝ち取るために。
まず子供たちに指示したことは、以下の3点。
1.ディフェンスはセーフティファースト
2.攻撃は横パスだけではなく、縦パスを相手DFが嫌がる裏のスペースに出すこと
3.トップの選手には、ポスト役になって、サイドアタッカーがディフェンスの裏をつく時間を作ること
それと、小学校最後の大きな大会なので6年生全員のチームワークで勝ち抜くこと
知事杯前のトレーニングマッチでは、同じようなことを言い続けていたと思います。目的と手段を間違えるなとも言っていました。パスを回すのは目的ではない、ゴールするための手段だと。じゃー、ゴールするためにはどんなパスが有効かを考えなさいと。
基本的には失点のリスクを減らして、得点機を増やしたいと思ってました。
背番号も変えました。背番号には私の思いを込めました。絶対的エースストライカーは9番。攻撃のタクトを振るう10番。中盤のダイナモになってほしい6番と7番。サイドアタッカーには8番と11番。そして鉄壁のデイフェンスを作ってほしい2,3,4,5番。1番は今までどおりですね。ユニフォームのサイズで決めてしまったのもありますが...。12~20番の選手にもピッチにたったら全力で戦ってほしいとの願いを込めました。
大会前のTR-Mで試したいことも多々ありましたが、さまざまな行事などで試せなかったこともあります。この点が少し心残りですね。ブッチと養老君の宇山版中沢&闘莉王センターバックは構想倒れに終わり(養老・川上も持ち味が違っていていいコンビでした)、大人用ピッチで最後の10分などで有効になると思ったモモと浦辺の2トップはぶっつけ本番でした。けど、多くのトレーニングマッチを組んでいただきそれなりにはチームは仕上がったかなと思います。欲を言えばもう少し時間がほしかった。
10日の1回戦、2回戦は予定通り。梶戦で苦戦することは想定済みでしたが、ホームの地の利を得て勝ち上がり、22日はいよいよガンバ門真戦。前の週にはT・フジタのTR-Mで大ピッチでの試合も経験させていただきました。決戦当日、晴れていれば6年生全員で決戦に場である門真市立運動広場に行きたかったのですが、あいにくの大雨の予想でベンチ入りメンバーの20人に絞っての参加。試合前にピッチに立つ11人には、肺が破れても心臓が爆発しても走り続けろと檄を飛ばし、苦しくなったらベンチを見ろ、そこにはお前らを信じて一生懸命応援する9人の仲間がいるからと言って彼らをピッチに送り出しました。
実際、彼らは良く頑張ったと思います。足りない面はあるかもしれないけど、コーチの言うことを信じて一生懸命闘ったと思います。緊張からの凡ミスもあり、厳しい目のジャッジもあり(ジャッジ自体は公平でしたね)、なかなか主導権を握れないもどかしさはありましたが、バイタルエリアに侵入しての決定的なチャンスは宇山の方にしかありませんでした。はっきり言って勝てていた試合です。0-0の引き分けで臨んだPK戦、5人を決めるときには自分から名乗り出る子がいなかったので、私がける順番を決めました。尻込みする子もいましたが。PK戦は結局7人目での決着でした。PKを外した子たちにはバッジオの言葉を贈りましょう。
PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ。
PK戦で破れ落胆する子たちには、まだ敗者復活でのチャンスが残されていました。しかし、次の試合勝ってもその次の29日は修学旅行、早めに帰ってきて試合に出ると子供たちは言うけど、本当にいいのか? 広島から試合開始に間に合うにはどうすれば...敗者復活を戦う前に余計なことを考えてしまい、試合への集中をさせてあげることができませんでした。敗者復活戦は、1試合目とうって変わり幽霊が試合しているのかと思ったほどです。かく言う私もベンチで幽霊だったかもしれません。相手に失礼な試合をしてしまったかもしれません。中央大会に行くには4連勝しかない。子供たちにもそういい続け、4連勝するためにどうするかだけを考えていたので、敗者復活戦を戦う気持ちの切り替えができていたようで実はできていなかったのでしょう。
今回の知事杯のチャレンジは終わりました。私も悔しいですが、子供たちはなお悔しいでしょう。応援してくれたチームメイト、下級生の子供たち、ご父兄すべてに悔しい思いをさせてしまいました。知事杯に向けた準備には宇山SCとして全員にサポートいただいたので、ぜひ結果をお返ししたかったのですが、それがかなわず残念です。どうせ悔しい思いをするのなら、もっと勝ち抜いてもっと上のステージでそれを味合わせてやりたかった。今でも彼らは中央大会に出場できる実力を持った子達だと確信しています。勝ちきれなかったのは、中央大会に導ききれなかったのはコーチの責任大ですね。申し訳ない。
翌日の真野サッカーフェスティバルで、前日のショックを振り払おうと頑張って優勝してくれたことが、私にとってせめてもの慰みです。これからはディフェンスからでもパスをつないでビルドアップ、果敢にドリブルして攻撃していくサッカーにチャレンジしてサッカーを楽しみましょう。
本当に久しぶりの更新です。知事杯の対応でそれどころではなかったので。
9月10日の知事杯開会式の後、知事杯を担当することになり1ヶ月少し、この間は仕事以外はほとんど知事杯で中央大会に進出するためにどうすべきかだけを考えてました。9月10日の時点で会場提供していたこともあり、中央大会に進むには4連勝しかないことが判ってました。敗者復活のトーナメントが開催される29日が牧野小の修学旅行と重なっていたためです。そして勝ち進めば、同じように会場提供をしているガンバ門真と3試合目に対戦するであろうこともわかってました。
この1ヶ月は、他のチームには失礼ですが、ガンバ門真に勝つことだけを考えて、チーム作りをしました。また、2次トーナメント以降は大人用のピッチでの試合になることも考えて、20人のエントリーメンバー選びもしました。20人といっても本当に勝負がかかった試合では、そんなにメンバー交代はできないので、ベンチにいてピッチの選手を奮い立たせてくれそうなメンバーを入れました。6年生の総力を結集して知事杯で中央大会出場を勝ち取るために。
まず子供たちに指示したことは、以下の3点。
1.ディフェンスはセーフティファースト
2.攻撃は横パスだけではなく、縦パスを相手DFが嫌がる裏のスペースに出すこと
3.トップの選手には、ポスト役になって、サイドアタッカーがディフェンスの裏をつく時間を作ること
それと、小学校最後の大きな大会なので6年生全員のチームワークで勝ち抜くこと
知事杯前のトレーニングマッチでは、同じようなことを言い続けていたと思います。目的と手段を間違えるなとも言っていました。パスを回すのは目的ではない、ゴールするための手段だと。じゃー、ゴールするためにはどんなパスが有効かを考えなさいと。
基本的には失点のリスクを減らして、得点機を増やしたいと思ってました。
背番号も変えました。背番号には私の思いを込めました。絶対的エースストライカーは9番。攻撃のタクトを振るう10番。中盤のダイナモになってほしい6番と7番。サイドアタッカーには8番と11番。そして鉄壁のデイフェンスを作ってほしい2,3,4,5番。1番は今までどおりですね。ユニフォームのサイズで決めてしまったのもありますが...。12~20番の選手にもピッチにたったら全力で戦ってほしいとの願いを込めました。
大会前のTR-Mで試したいことも多々ありましたが、さまざまな行事などで試せなかったこともあります。この点が少し心残りですね。ブッチと養老君の宇山版中沢&闘莉王センターバックは構想倒れに終わり(養老・川上も持ち味が違っていていいコンビでした)、大人用ピッチで最後の10分などで有効になると思ったモモと浦辺の2トップはぶっつけ本番でした。けど、多くのトレーニングマッチを組んでいただきそれなりにはチームは仕上がったかなと思います。欲を言えばもう少し時間がほしかった。
10日の1回戦、2回戦は予定通り。梶戦で苦戦することは想定済みでしたが、ホームの地の利を得て勝ち上がり、22日はいよいよガンバ門真戦。前の週にはT・フジタのTR-Mで大ピッチでの試合も経験させていただきました。決戦当日、晴れていれば6年生全員で決戦に場である門真市立運動広場に行きたかったのですが、あいにくの大雨の予想でベンチ入りメンバーの20人に絞っての参加。試合前にピッチに立つ11人には、肺が破れても心臓が爆発しても走り続けろと檄を飛ばし、苦しくなったらベンチを見ろ、そこにはお前らを信じて一生懸命応援する9人の仲間がいるからと言って彼らをピッチに送り出しました。
実際、彼らは良く頑張ったと思います。足りない面はあるかもしれないけど、コーチの言うことを信じて一生懸命闘ったと思います。緊張からの凡ミスもあり、厳しい目のジャッジもあり(ジャッジ自体は公平でしたね)、なかなか主導権を握れないもどかしさはありましたが、バイタルエリアに侵入しての決定的なチャンスは宇山の方にしかありませんでした。はっきり言って勝てていた試合です。0-0の引き分けで臨んだPK戦、5人を決めるときには自分から名乗り出る子がいなかったので、私がける順番を決めました。尻込みする子もいましたが。PK戦は結局7人目での決着でした。PKを外した子たちにはバッジオの言葉を贈りましょう。
PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ。
PK戦で破れ落胆する子たちには、まだ敗者復活でのチャンスが残されていました。しかし、次の試合勝ってもその次の29日は修学旅行、早めに帰ってきて試合に出ると子供たちは言うけど、本当にいいのか? 広島から試合開始に間に合うにはどうすれば...敗者復活を戦う前に余計なことを考えてしまい、試合への集中をさせてあげることができませんでした。敗者復活戦は、1試合目とうって変わり幽霊が試合しているのかと思ったほどです。かく言う私もベンチで幽霊だったかもしれません。相手に失礼な試合をしてしまったかもしれません。中央大会に行くには4連勝しかない。子供たちにもそういい続け、4連勝するためにどうするかだけを考えていたので、敗者復活戦を戦う気持ちの切り替えができていたようで実はできていなかったのでしょう。
今回の知事杯のチャレンジは終わりました。私も悔しいですが、子供たちはなお悔しいでしょう。応援してくれたチームメイト、下級生の子供たち、ご父兄すべてに悔しい思いをさせてしまいました。知事杯に向けた準備には宇山SCとして全員にサポートいただいたので、ぜひ結果をお返ししたかったのですが、それがかなわず残念です。どうせ悔しい思いをするのなら、もっと勝ち抜いてもっと上のステージでそれを味合わせてやりたかった。今でも彼らは中央大会に出場できる実力を持った子達だと確信しています。勝ちきれなかったのは、中央大会に導ききれなかったのはコーチの責任大ですね。申し訳ない。
翌日の真野サッカーフェスティバルで、前日のショックを振り払おうと頑張って優勝してくれたことが、私にとってせめてもの慰みです。これからはディフェンスからでもパスをつないでビルドアップ、果敢にドリブルして攻撃していくサッカーにチャレンジしてサッカーを楽しみましょう。